以前に別レーベルから出版されていた高瀬彼方『カラミティナイト』の新作、というか新訳とでもいう位置付けの『カラミティナイト オルタナティブ』です。前のバージョンも好きで、新刊が出るのを心待ちにして読んだものです。
それが作者自身の手によって、新たに生まれ変わった姿で再登場してくれたのですから、期待してしまいます。
果たして、その期待は十分に報われました。
旧作には登場していなかったホリィ・ブローニングをはじめとする新たなキャラクターたちによって、物語はより自然になったようです。
お話はまだ旧作の第一巻の途中ですが、このあとどのような展開が待っているのか、また、旧作での注目点のひとつだった主人公の智美とヒロインの優子の(百合的な)関係がどう進展するのか、楽しみです。
幸いにも、スケジュール通りなら二月には続きが読めるはず。期待して待ちたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿