2011年10月23日日曜日

YBR125K “Heaven's sword”

「ヘブンズソード」と言っても、ネオイタリア代表に偽装していたデビルガンダム四天王ではありません。中国名「天剣」こと、ヤマハ YBR125Kのことです。


このところ更新が滞っていましたが、実は小型自動二輪の免許を取るために教習所に通っていたのでした。更新できなかった理由はそれだけではなく、体調が悪かったり、天候が悪くてTarmacを出せなかったりと、他にも理由はあるのですが……。

それはともかく、ふとした思いつきで小型限定自動二輪の免許を取得し、自分用のモーターサイクル(オートバイ)も買ってしまいました。それが、先にも紹介したヤマハ YBR125Kです。
YBR125シリーズは世界中で生産されているみたいですが、私のマシンは中国生まれです。素のYBR125にヘッドライト周りのカウルを追加したモデルになります。中国ヤマハのHPはこちらですが、ウィンカーなど小変更があったみたいですね。
カタログスペックを抜粋すると、3サイズは1,985x745x1,110mm、重量124kg。空冷4サイクルSOHC単気筒124cc、最高出力7.4kw(10ps)/8,000rpm、最大トルク9.5Nm/6,500rpm。
カタログに無いスペックとしては、125ccというイメージよりも車体は大きく感じます。それなのに収納スペースは車載工具用のみ。書類を収める場所もありません。これが一番の誤算でした。

納車は10月22日(土)。この日は残念ながら雨で、ちょっとした移動で乗っただけでした。本格的に乗り始めたのは、10月23日(日)、本日からです。



ちょっと天気が心配でしたが、幸い雨に降られることもなく走れました。最初はマシンに慣れるためにもよく知っている道がいいだろうと思い、定番ドライブコースの渡良瀬遊水地まで行ってみました。
新車で購入したので、まずはランニングイン(慣らし運転)期間ということで最大回転数をレッドゾーンの始まる10,000rpmの半分5,000rpmに設定して走ります。この回転数だと、朝の時点では5速で60km/hくらい。エンジンもまだ回りたがらないのでペースも上がらず、四輪に抜かれることも多いのですが、グッとガマン。マシンの操作を確認しつつ40分ほど走って渡良瀬遊水地に到着です。
ここまではまだエンジンもぎこちない感じでした。ですが、復路を走り、物足りないのでもうちょっと走らせていたところで、だんだんとエンジンの動きが良くなってきました。駆動系も馴染みがでてきたのか、同じ回転数でもよりスピードが出るようになります。
「そうか、これが慣らし運転ということか」と感じたところで、午前の走行は終了です。


午後もちょっと理由を見つけてYBR125Kで出撃。このときちょっと失敗しました。午前の走行が終わったときに、燃料コックを「OFF」にしていたのですが、それを忘れて走りだしてしまいました。少し走ったところで、ガス欠のためエンスト。あれ、どうしてのかな、セルを回してもエンジンが始動しないな、と思っていたところで、燃料コックのことを思い出しました。コックを「ON」にして、無事再始動。大通りに出る前に停まれてよかった。
このころには陽射しも戻り、夏のような暑さになっていましたが、走行中は冬用ジャケットの襟元を少し開けて風を入れるくらいでちょうどいい感じです。ロードバイクとは世界が違うんだなと、あらためて実感しました。

この走行が終わるころには、エンジンも6,000rpmくらいまで回り、スピードの乗りもよくなってきたみたいです。
ただ、気になってきたのが、エンジンが回っているとギアをなかなかニュートラルにできない点。なぜかエンジンを止めると簡単にニュートラルに入ります。
あともう一つ、アイドル回転数が3,000rpmと高めに設定されているところ。アイドルアジャストボルトで簡単に調整できると思うのですが、この設定になにか意図があるかもしれないので、まだ手を出していません。初回オイル交換時にでも、販売店にそうだんかな。

本日の走行は、合計で153kmほど。土曜日の分とあわせて190km弱というところでした。まだまだ運転になれず、ギクシャクした動きになることもありますが、モーターサイクルの楽しさの片鱗の欠片くらいは手にできたように思えます。
もう少し走行に慣れて、通勤時間帯の流れの早い交通に乗れる自信がついたら、いよいよバイク通勤にチャレンジの予定です。

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