2011年8月31日水曜日

夏の終わりのSKYACTIV

今日で三連休もおしまい。雨の予報でしたが意外と天気が持ちました。今日はRX-8のオイル交換に、行きつけのマツダディーラーへ。


作業待ちの間、6月に登場したデミオ 13-SKYACTIVに試乗させてもらいました。1300ccのSKYACTIV-GエンジンにCVTを組み合わせて、カタログ値で30.0km/lという私のRX-8の4倍近い好燃費を誇るモデルです。


試乗させていただいたのはこちら↑のクルマ。アルミニウムメタリック(?)で彩られた13-SKYACTIVグレードです。私のRX-8のシルバーに薄くスモークを吹いたような色合いです。マツダの色で言うと、サンライトシルバーメタリックとギャラクシーグレーマイカの間くらいでしょうか。

運転席に座ると、サイドウィンドウの下端が低いことによる視界の広さが印象的です。ドアミラーが相対的に低い位置にあるので、斜め前方の視界も良好。ルームミラーは、久しぶりにワイドではないミラーだったので、逆に拡大鏡のように思えてしまいました。

走りだせば、最新のSKYACTIV-Gというある意味特殊なエンジンを積んでいると思わせない、よくできたコンパクトカーの走りです。特別元気でもなく、穏やかすぎるわけでもなく、思ったとおりに走ってくれます。
信号待ちでは、i-stopによってアイドリングを自動的に止めてくれます。ブレーキペダルをリリースするか、シフトレバーを[D]に入れるとエンジン再始動です。以前に試乗させてもらったアクセラは「ボボン」と瞬時に再始動する感覚でしたが、このデミオは「キュルキュルボボン」という感じです。普通に運転する限りでは問題ないタイミングですが、左足ブレーキを使いブレーキリリースと同時にスロットルを開けるような操作をするとタイムラグが気になるかもしれません。



インテリアでは、i-DMと呼ばれる運転評価システムが特徴です。ドライバーの操作に応じて、しなやかでやさしい運転ができているかどうかを教えてくれます。単純にスロットル操作を監視しているだけではなく、ステアリング操作やブレーキのかけ方、クルマの基本となる「はしる」「まがる」「とまる」を組み合わせて評価してくれます。
評価はなかなか厳しいのですが、ゲージや数値で表現してくれるので、なんとか高い評価をもらおうと頑張ってしまいますね。

わずかな時間の試乗でしたが「よくできたクルマ」というのが私の印象です。思ったとおりに走るし、燃費性能も申し分なし、さらにi-DMで運転内容も評価してくれます。いろいろな人におすすめできるクルマですね。
個人的には、もう少し足回りを引き締めたいかな?

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