Rockhopperを購入する前、TOKYOBIKE SSに乗っていたころから愛用しているPISTA(ピスタ)のポンプ。良くも悪くもイタリア製らしい面白いポンプなのですが、このところTarmacで出かける前の空気入れ中に、突然ポンピングできなくなるトラブルが発生していました。一度目はパッキンのグリスアップと調整で多少良くなりましたが、先日の朝ライド前にも再発したので、スペアのパッキンと交換しました。
左が使用済みのもの、右がスペアとして買い置きしておいたものです。部品だけで見れば、何の変哲もないただの革パッキンです。今回は古くなったグリスを掃除しながら、パッキンの交換だけを行いました。
PISTAポンプの修理は簡単です。ポンプ上端付近にある二つのねじを外せば上端の樹脂キャップが外れるので、そのままポンプ本体のシリンダーからシャフトを抜き出します。
パッキンが取り付けられているのはシャフトの先端です。
17ミリのナット2つと大小のワッシャーでパッキンを挟み込んで固定しています。パーツクリーナーで古いグリスを軽く掃除したあと、スパナとメガネレンチでナットを弛め、ワッシャーとパッキンを取り外します。分解したパーツとシャフト側に残った古いグリスも掃除してから、新しいパッキンを分解したのと逆の手順で取り付けます。
あとは、パッキンの形を整えながらシリンダーにシャフトを戻し、ポンプ上端の樹脂キャップを取り付ければ作業終了です。
とりあえずポンプヘッド(ヒラメ ポンプヘッド 横カム式に交換済み)を指で押さえてポンピングした感じでは、問題無さそう。明日の朝、実際に高圧まで空気を入れてみて、ちゃんと動くかどうかを確認してみましょう。
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