2009年9月30日水曜日

October the first is too late

今日と明日で「10月1日では遅すぎる」というブログ記事がいくつ投稿されるのだろうと思いつつ、こちらは原題で勝負です。



明日から職場に復帰です。通勤のため、親戚のガレージに預けておいたロードスターを受け取ってきました。雨の中ひさしぶりの走行でしたが、ロードスターは快調に走ってくれました。ただ、タイヤ空気圧だけは後ほど要チェックですね。気温が下がった分、空気圧も下がっていると思うので。





7月から9月いっぱいまでの三ヶ月間は、他人からはわかりづらく本人にとっては非常につらい「うつ病」の治療のため休業していました。

メンタルクリニックのドクターからうつ病(抑うつ状態)との診断を初めて受けたのは、約2年前です。ですが今にして思えば、それ以前に最初の会社を辞めたときもひどいうつ状態だったのだと思います。
どちらにも共通していたのは三つ。睡眠時間も満足に取れず連日の深夜残業、毎週のような休日出勤など仕事がとても忙しかったこと。そして、上司やリーダー、クライアントから繰り返しプレッシャーを与えられていたこと。さらに、その状況をちゃんと相談して改善してもらえる人がおらず一人で抱え込んでしまったこと。

うつ病の診断をメンタルクリニックで受けたあとは、継続的な投薬治療でだいぶ症状も安定していたのですが、今年の6月ごろ立て続けに起こったハプニングのせいで症状がまた悪くなり、休業しての治療となりました。
出向先での仕事から帰る途中に交通事故にあったり、事故による不可抗力の休みなのに懲罰的な休日出勤を強いられそうになったり、その出向先は長期の仕事のはずだったのに6月いっぱいで終了と急に告げられたり。
また、出向先のプロパー社員から作業内容について理不尽な文句を言われたり、勤怠管理について協力会社とプロパー社員とで明らかな二重基準があったりもしました。
それやこれやで仕事がイヤになり、次第に出勤が億劫になり、最終的には精神的に行き詰まって出勤できないほどに。
その他にプライベートでもいろいろあったのですが、会社とも相談して出向先の仕事が終わる6月以降、7月から9月いっぱいまで休業して治療に専念、ということになりました。

なので、毎日のようにTarmacで走りに行っては走行記録をアップできていたわけです。私にとっては、自転車で気ままに走ることがいちばんのストレス解消法でしたからね。運動不足の解消にもなって、一石二鳥です。

そんな休業しての治療も今日でとりあえずお終い。ドクターや会社の上司とも相談して、10月からリハビリ勤務ということで、段階的に業務復帰することになります。最初は半日、隔日勤務からスタートして、徐々に定時勤務に近づけていく予定です。

正直、無事に復帰できるのか、復帰できたとしても再発することはないのか、大きな不安もあります。ですが、イグニッションキーをひねらなければクルマは動かず、ビンディングペダルをシューズにバチコンとはめなければペダルは回せず、自分からバランスを崩さなければ歩き出せないわけで、とりあえず復帰に向けた最初の一歩だけでも踏み出してみようと思います。

進むのがまだつらいようなら、もう少し羽を休めることもできるのですから。

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