2011年10月30日日曜日

定番コース

人生初のツーリングから一夜明けて、やっぱり今朝もバイクで走ってきました。



今朝はクルマでよく走っていた、地元の田舎道をグルッと一回り走り、関宿城博物館駐車場でフォトセッションをして帰るルートです。
ロードバイクよりも積載量に余裕があるモーターサイクルの利点を活かして、久しぶりにNikon D70を連れ出してみました。やはり一眼レフカメラは表現力が違いますね。購入以来5年は経っていると思いますが、まだまだ現役です。



ツーリング時に気になったクラッチのトラブルに対応するため、試してみたことがあります。
停車時にクラッチレバーを引いたままでいるのは、ギヤがニュートラルになっていないから。それはなぜかというと、停車時にはなかなかニュートラルに入らないから。それならば、減速時に2ndギヤまで落としたら、1stギヤにせずニュートラルギヤにしてしまえばいいのではないか。そんなインターネットからの情報を参考に、2ndギヤからニュートラル作戦を試してみたわけです。
簡単にニュートラルに入る、とまではいきませんが、止まってからギヤチェンジするよりは楽にニュートラルに入るようです。機会をみて練習してみるだけの価値はありそうですね。
ただ、まだバイク自体に慣れていないから無理は禁物。前後に余裕があるときにチャレンジです。

そんな今朝の走行は約45km。2時間見れば十分に帰ってこれる、でもそれなりに楽しく走れる、良いコースです。

2011年10月29日土曜日

ツーリングデビュー

秋晴れの好天に恵まれた今日は、新しい翼、モーターサイクル YAMAHA “Heaven's sword” YBR125Kで初めてのツーリングです。
今日の行き先は、あまり流れの早くない(怖くない)かつ比較的道を知っている成田方面です。目的は、いつも前を通り過ぎるだけで寄ったことのなかった甚兵衛そばを食べてくること。



少し風はあるものの、爽やかに晴れた空の下をバイクで走るのは気持ちのいいものですね。ロードスターも幌を開ければ風を感じながら走れましたが、バイクは風と一体になるという表現が似合います。

さて、比較的道を知っているとは言っても、完全に覚えているわけではないので、ナビゲーションをさせるためにGPSデバイス GARMIN foretrex 401を用意しました。購入したのは、サイクルパーツでお馴染みの大英帝国Wiggleです。円高ですし、20%OFFのバウチャーを使えば国内代理店を通すよりも格安で購入できます。ただし、画面表示は英語ですしマニュアル類も日本語版はありませんのでご注意を。
今回は、このGPSに右左折が必要な交差点のポイントを登録、そのポイントをつないだルートを作成して案内させました。地図を表示する機能は無いので、白い画面に自分の走った軌跡と次のポイントを示すマーカーが表示されるだけですが、なかなか役に立ちます。


GPSを参考に走ることしばし、無事に目的地の甚兵衛そばに到着しました。場所は宗吾霊堂の近く、というか目の前です。
以前に噂を聞いたときは、メニューはざるそばだけで、注文は「何枚食べるか」というシンプルなお店ということでした。実際には、甚兵衛そば(ざるそば)、肉そば、卵とじそば、かけそばの四種類も(!)ありました。甚兵衛そばだけ冷たいおそばで、他は温かいおそばになります。
私はどうせならと甚兵衛そば×2枚にしました。入口横のレジで食券を購入し、しばらく待つと上の写真のような舟型のざるに乗っておそばが登場です。見た目通りシンプルなおそばですが、なかなかのお味。つゆがいい味なのかな? 2枚食べてちょうどいい感じでした。
家から2時間くらいとちょっと走るにはいい距離ですし、また来たいですね。


その後、成田山新勝寺方面を少し回り道してから、利根水郷ラインを経由して帰宅。GPSのログによると、約143kmの走行でした。
GPSを持ち歩いていると、家に帰ってから今日走った道を地図や衛星写真上で確認できるのがいいですね。Google Earthなどで経路再生していると、その日に走った風景を思い出します。

帰路に、ちょっとだけトラブルがありました。渋滞でノロノロ運転を強いられていたときのこと、半クラッチを多用したり、クラッチレバーを引いて長い間停車していたせいか、クラッチの切れが悪くなってしまいました。
最終的には、クラッチレバーを引いていても動力が伝達されてバイクが動き出そうとしていました。発進時も半クラッチがうまく使えなくなり、かな〜りギクシャクしていました。
クラッチワイヤーの初期伸びが出たり、駆動系が熱を貯めこんで不調になっていたのかも。快適に走れるようになってからは、この症状は完治していました。

人生初のバイクツーリングは、おおむね無事に終了。ロードバイクやクルマとはひと味違う楽しみがありますね。春や秋に、バイクを連ねてツーリングに出かける人の気持ちがちょっとだけわかった気がします。

2011年10月23日日曜日

YBR125K “Heaven's sword”

「ヘブンズソード」と言っても、ネオイタリア代表に偽装していたデビルガンダム四天王ではありません。中国名「天剣」こと、ヤマハ YBR125Kのことです。


このところ更新が滞っていましたが、実は小型自動二輪の免許を取るために教習所に通っていたのでした。更新できなかった理由はそれだけではなく、体調が悪かったり、天候が悪くてTarmacを出せなかったりと、他にも理由はあるのですが……。

それはともかく、ふとした思いつきで小型限定自動二輪の免許を取得し、自分用のモーターサイクル(オートバイ)も買ってしまいました。それが、先にも紹介したヤマハ YBR125Kです。
YBR125シリーズは世界中で生産されているみたいですが、私のマシンは中国生まれです。素のYBR125にヘッドライト周りのカウルを追加したモデルになります。中国ヤマハのHPはこちらですが、ウィンカーなど小変更があったみたいですね。
カタログスペックを抜粋すると、3サイズは1,985x745x1,110mm、重量124kg。空冷4サイクルSOHC単気筒124cc、最高出力7.4kw(10ps)/8,000rpm、最大トルク9.5Nm/6,500rpm。
カタログに無いスペックとしては、125ccというイメージよりも車体は大きく感じます。それなのに収納スペースは車載工具用のみ。書類を収める場所もありません。これが一番の誤算でした。

納車は10月22日(土)。この日は残念ながら雨で、ちょっとした移動で乗っただけでした。本格的に乗り始めたのは、10月23日(日)、本日からです。



ちょっと天気が心配でしたが、幸い雨に降られることもなく走れました。最初はマシンに慣れるためにもよく知っている道がいいだろうと思い、定番ドライブコースの渡良瀬遊水地まで行ってみました。
新車で購入したので、まずはランニングイン(慣らし運転)期間ということで最大回転数をレッドゾーンの始まる10,000rpmの半分5,000rpmに設定して走ります。この回転数だと、朝の時点では5速で60km/hくらい。エンジンもまだ回りたがらないのでペースも上がらず、四輪に抜かれることも多いのですが、グッとガマン。マシンの操作を確認しつつ40分ほど走って渡良瀬遊水地に到着です。
ここまではまだエンジンもぎこちない感じでした。ですが、復路を走り、物足りないのでもうちょっと走らせていたところで、だんだんとエンジンの動きが良くなってきました。駆動系も馴染みがでてきたのか、同じ回転数でもよりスピードが出るようになります。
「そうか、これが慣らし運転ということか」と感じたところで、午前の走行は終了です。


午後もちょっと理由を見つけてYBR125Kで出撃。このときちょっと失敗しました。午前の走行が終わったときに、燃料コックを「OFF」にしていたのですが、それを忘れて走りだしてしまいました。少し走ったところで、ガス欠のためエンスト。あれ、どうしてのかな、セルを回してもエンジンが始動しないな、と思っていたところで、燃料コックのことを思い出しました。コックを「ON」にして、無事再始動。大通りに出る前に停まれてよかった。
このころには陽射しも戻り、夏のような暑さになっていましたが、走行中は冬用ジャケットの襟元を少し開けて風を入れるくらいでちょうどいい感じです。ロードバイクとは世界が違うんだなと、あらためて実感しました。

この走行が終わるころには、エンジンも6,000rpmくらいまで回り、スピードの乗りもよくなってきたみたいです。
ただ、気になってきたのが、エンジンが回っているとギアをなかなかニュートラルにできない点。なぜかエンジンを止めると簡単にニュートラルに入ります。
あともう一つ、アイドル回転数が3,000rpmと高めに設定されているところ。アイドルアジャストボルトで簡単に調整できると思うのですが、この設定になにか意図があるかもしれないので、まだ手を出していません。初回オイル交換時にでも、販売店にそうだんかな。

本日の走行は、合計で153kmほど。土曜日の分とあわせて190km弱というところでした。まだまだ運転になれず、ギクシャクした動きになることもありますが、モーターサイクルの楽しさの片鱗の欠片くらいは手にできたように思えます。
もう少し走行に慣れて、通勤時間帯の流れの早い交通に乗れる自信がついたら、いよいよバイク通勤にチャレンジの予定です。