2010年2月28日日曜日

ロードスター洗車

今日も朝から雨。午前中ずっと降り続いたので、その間にTOKYOBIKE SSのタイヤ交換を実施。昼過ぎから日差しが戻ってきたので、久しぶりにロードスターを洗車しました。


今日の洗車メニューは、オリジナルブレンドのワックス・イン・シャンプーで洗車したあと、GRIOT'Sガレージのスピードシャイン併用の拭きとり、最後にボンネットフード、トランクリッド、前後のフェンダーのワックスがけです。
上の写真はワックスがけ終了後のボンネットフード。まだまだ透明感が足りないようです。人目をひくスポーツカーは、美しく輝いていなければなりません。もっと精進しなくては。

洗車している間に路面コンディションは急速に改善し、ロードバイクでも走れそうな感じになっていました。ですが、帰ってくるころには暗くなっていそうです。夜間走行用の装備をしていないTarmacでは危ないので、今日のところはぐっと我慢。でも、来週末も天気はいまいちみたいです。はやく暖かくて天気の安定した季節になって欲しいと思います。



こちらは、ワックスがけしている間に様子を見に来ていたネコさん。黒いからオートフォーカスが決まりづらい、なかなかカメラ泣かせの被写体です。

2010年2月27日土曜日

TOKYOBIKE SS、現役復帰

Rockhopper、Tarmacの就役に伴い、しばらくの間予備役に編入されていたTOKYOBIKE SS(2007)を現役復帰させました。


このバイクは、その名の通りTOKYOBIKEのシングルスピードモデルです。2007年式なので、現行モデルとは違う部分もそれなりにありますが、クロモリのホリゾンタルフレームに650Cのタイヤ、フラットバーハンドルという基本的な構成に変わりはありません。
現役復帰にあたって、以下の作業を行いました。

  • ブレーキインナーワイヤー交換
  • ブレーキキャリパーをTarmac純正装着品に交換
  • ブレーキレバーをSHIMANO BR-M590に交換
  • グリップをRockhopperと交換
  • サドルをRockhopperと交換
  • キャットアイ CC-TR200DWを取り付け
  • ボトルケージ取り付け
  • SPDペダル取り付け



新規に購入したパーツはとくにありません。ブレーキレバーやペダルは、Rockhopperに使おうと思っていたものを流用しました。他のパーツもRockhopperと交換したものが多いので、MTB系のパーツが多く装着されています。
その結果、最初から意図していたわけではないのですが、ホワイトのフレームとブラックのパーツで構成される、モノトーンのちょっとシブイ自転車となりました。これはこれで、なかなか格好いいですね。

大半のパーツを交換したブレーキの調子を見るために試走してみたのですが、ブレーキにとくに問題はなし。ですが、リアタイヤのゴムが剥がれて内部構造が覗いている部分を発見してしまいました。露出面積は小さいのですが、早めに交換してあげたほうがよさそうです。
あと、走ってみたら意外と速いんです。シングルスピードなので構造が単純だから軽量であり、またパワーロスが少ないからでしょうか。なかなか気持ちよく走るバイクです。

この自転車はセンタースタンドを取り付けてあるので、扱いが気楽です。また、Tarmacほど目立たないので、乗るのも気楽です。暖かな季節には、街乗りに活躍してくれることでしょう。

2010年2月22日月曜日

その後のセラックニス仕上げハンドルバー

こちらの記事こちらの記事でご紹介したセラックニス仕上げのハンドルバー。使い始めてから4ヶ月ほどが経過しました。



12回セラックニスを塗り重ねたあと、概算で1,300kmくらい走行しました。ぶつけたりして多少ニスが削れたところはありますが、その他はよく握るところの光沢が無くなってきたくらいです。緩んだり解けたりといった兆候はありません。さすがは先人の知恵の結晶、耐久性は申し分ないようですね。
走りについては、最新の衝撃吸収素材を使ったバーテープに比べればダイレクト感はあるものの、私の2008年式Tarmac Elite Compactとの組み合わせに限れば、とくに問題は無いと思います。通常のバーテープよりも細く仕上がるので、手の大きさによっては使いやすく感じるかもしれません。

そして何より、手間ひまかけて自分で仕上げたハンドルバーで走るのは格別です。少しずつ光沢が無くなって落ち着いた感じになってくるのも、「自分のバイク」という実感につながってきます。
ロードバイクの場合、ブレーキやシフトのアウターワイヤーを交換するときには巻き直す必要があるのが欠点となるかもしれませんが、大きな満足感の得られるセラックニス仕上げ、オススメです。

WH-6700、本格始動

久しぶりに穏やかな天気、かつ、時間のある週末となりました。WH-6700ホイールも、やっと本格始動です。


江戸川サイクリングロード左岸(上流から見て左側、千葉県側)、国道16号の金野井大橋です。ご覧のように蒼くて広い空、川も空を写して深いブルーです。空を見上げて、本当に広いなぁと思いました。


こちらは利根川サイクリングロード右岸。WH-6700ホイールは、「速くなる」というより「楽になる」という印象です。坂を登ったり、向かい風の中を走るのが楽になりました。平地の巡航も軽くなった感じはするのですが、純正ホイールと比べて明らかにわかるほどの差は無いようです。

走りの性能も大切ですが、ホビーサイクリストにとって同じくらい大切なのは「見た目」。WH-6700は、いまのところブラックのみ。クルマのアルミホイールでもそうですが、ブラックのホイールは足元が引き締まる印象ですね。より精悍になったみたいです。



この日は野田市一周反時計回りの定番コース。2h40m17sで62.2km、平均23.3km/h、73rpmでした。思いのほか風向きの変化が激しくて、時に向かい風、時に追い風の中を走りました。WH-6700ホイールは、向かい風でも「もっと踏めっ!」と訴えてくるようです。思わず頑張って走りすぎてしまい、最後には脚が売り切れてしまうくらいでした。
ホイールの性能を引き出すには、回転の軽さに慣れて、自分のペースを維持できるようにならないといけないですね。

2010年2月14日日曜日

シェイクダウン/カジュアルライド

やっと、WH-6700ホイールの試走に行ってこれました。
諸般の事情で夕方から走り出したので、走行は約30分、10kmほどですが、走ってみての感想です。

定速巡航では、すごく軽いという印象はありませんでした。ですが、普段よりも一枚重たいギアを使って走行できたので、確実に走りやすくなっているようです。
加速や上りでは、軽量かつ回転の軽さを実感できます。このような場面でも、以前より一枚くらい重たいギアを使えました。これら出力に直接関係するところでは、7900系DURA-ACEのカセットスプロケットの軽さも好影響を与えていると思います。
もっと長い距離を走ると、ホイールとスプロケットの恩恵を感じられるのではないでしょうか。野田市一周コースや、渡良瀬遊水地の周回路を走るのが楽しみです。

さて、今日は少しの時間しか走れないことがわかっていたので、装備を省略しての走行としました。
ヘルメット、グローブ、シューズ、サングラスはいつも通りですが、サイクリングウェアは風よけのウィンドジャケットのみ。あとは普段着のままでした。ボトルも用意せず、心拍データも計測していません。
ペダリングに適しているとは言えないジーンズでの走行でしたが、冷たい冬の空気の中を走るのは爽快でした。ロードバイクの軽快な走行を楽しむのも、スポーツライドの楽しみ方の一つですね。
マツダ ロードスターのようなカジュアル・スポーツカーが、公道を常識的な速度で走るだけで楽しいというのに通じるものがあると思います。速く走らなくても、自転車に乗る楽しさは変わりません。

2010年2月7日日曜日

純正装着ホイール

WH-6700 ULTEGRA ホイールセットを購入したので、Tarmac純正装着のホイールが予備役編入となりました。


ちなみに、このホイールの主なスペックをカタログからひろってみると……
  • Mavic CXP22 リム、アロイトリプルウォール、機械加工サイドウォール(アイレット付き)
  • Specialized 鍛造アロイ、24/28穴ハブ、ダブルシールドボールベアリング
  • ステンレス製ストレートプルスポーク
などとなっています。スポークの本数は多めで耐久性を意識した作りとなっていますが、MavicのCXP22リムなど、純正装着ホイールとしては十分なスペックではないでしょうか。


保存する前に、ホイールと一緒に購入したスプロケット交換工具を使って、普段は掃除できないギア板の内側やフリーハブをクリーニングしておくことにしました。
上の写真はカセットスプロケットの展開図。右上から左下へ、トップギアからローギアの順で並べてあります。2008年モデルのスペシャライズド Tarmac Elite Compactに標準装備されているのは、SRAM OG-1070カセットスプロケットで、歯数構成は11-28Tとなります。実は105リアディレイラーは正式には11-27Tまでしかサポートしていないのですが、そこはさすがのシマノ製、工作精度がよいので問題ないようです。



EXTENZA RR2をWH-6700に装着したので、いまはこのホイールはタイヤ無しになっています。このタイミングで、以前から気になっていたリムテープ(リムフラップ、リムストリップとも)の交換を行いました。
今回使用したのは、シュワルベHP RIM TAPEです。このホイールには18mm幅の製品が適合しました。リムによって幅が違っているので要注意です。
交換作業は、古いリムテープを外したりするときに使う細いドライバーがあれば簡単です。注意するとしたら、バルブ穴がずれないようにドライバーなどで固定することと、リムテープの伸びが偏らないように気を付けることくらいでしょうか。

この純正装着ホイールはしばらくの間は休暇となりそうですが、将来2台目のバイクを組むときや、ローラー台を導入したときの練習用として活躍してくれることでしょう。

スプロケット交換工具

WH-6700の購入にあわせて、スプロケット交換のための工具も購入しました。


上の写真の中央にあるのが、シマノ TL-SR21スプロケット戻し工具。その左上にあるナット状のものがシマノ TL-LR15ロックリング抜き工具です。
TL-SR21はカセットスプロケットが回らないようにチェーンで固定するための工具です。工具に取り付けられているチェーンは、なんとULTEGRAグレードのものでした。なかなか高級品を使っていますが、それだけ力がかかるので耐久性が必要ということなのでしょう。
TL-LR15はそれ単体では使用できないため、24mmのレンチを用意する必要があります。私はクルマをいじるときにそろえたメガネレンチを使いました。モンキーレンチでも大丈夫なようですが、可能であればメガネレンチを使う方が安全かつ作業が楽になると思います。
あと、ロックリングを締めるときに写真左下のワコーズ スレッドコンパウンドを使いました。


こちらがカセットスプロケットを箱から出した状態。右側にあるのがスペーサーです。WH-6700とCS-7900を組み合わせるときは、このスペーサーを使う必要があります。
スプロケット本体は、フィルムケースのようなプラスチック製のパーツで各ギアが保持されています。ギア板の間にスペーサーが挿入されていることがあるので、不用意にバラして順番がわからなくなってしまわないように注意です。



スプロケットの展開図。左上から右下に向かって、ローギアからトップギアに並んでいます。CS-7900は、ロー側のギア4枚がチタン製です。この写真で黒っぽく見えるギアがチタン製となっています。

スプロケットの交換作業は、必要な工具が揃っていれば難しいことはありません。
外すときは、スプロケット戻し工具でギアが回転しないようにしっかりと固定し、ロックリング抜き工具をきちんとかみ合わせて、ちゃんとしたレンチで回すだけです。
スプロケットを固定するときはスプロケット戻し工具は不要です。また、ホイールの回転によって自然とロックリングが締まるので、力いっぱい締めつける必要もありません。力を入れすぎると、逆にアルミ製のロックリングを破損する可能性もあります。

それよりも、スペーサーの有無を含めたスプロケットの組み立てに注意です。ギア板の順番を間違えないようにするのはもちろん、組み合わせによってはスペーサーも忘れないようにしましょう。スペーサーが無いと、フリーハブが回転せず固定ギア状態になってしまいます。……はい、しっかりと間違えました。

スプロケット交換用の工具ですが、利用できるのは交換するときだけではありません。駆動系が露出している自転車は、走っているうちにどうしてもギアやチェーンが汚れてきます。表からは掃除できない部分も、スプロケットを外せば掃除可能です。普段からのメンテナンスにも役立ちますし、機会があれば購入しても損はないと思います。

WH-6700 ULTEGRA ホイールセット

初めての完組みホイールとして、6700系ULTEGRAWH-6700を購入しました。


WH-6700は、ロードチューブレスタイヤ、クリンチャータイヤの両方に対応しながらも手頃な価格を実現したホイールセットです。
私がこのホイールセットを選んだ最大の理由も、やはりコストパフォーマンスの良さです。定価42,000円弱で前後セット、重量も軽く、ULTEGRAグレードのパーツを使用しており、さらにチューブレスタイヤまで使用可能となれば、初めて購入する完組みホイールとしては申し分ありません。


このホイールに組み合わせたカセットスプロケットは、7900系DURA-ACECS-7900。歯数構成は12-25Tとしました。ULTEGRAシリーズのCS-6700と比べるとけっこう高価なのですが、重量の軽さでこちらを選択。上の写真でチェーンがかかっているギアよりも左側の、ロー側4枚がチタン製となっています。見た目でも、チタン製ギアは色が違っているのがポイントです。
ちなみに、WH-6700とCS-7900を組み合わせるときは、カセットスプロケットに付属のスペーサーを使用します。



ホイールにカセットスプロケットを取り付け、バイクに装着してみると、黒いリムがバイクを引き締め精悍な印象です。リアホイールを空転させたときの金属的なラチェット音も、思わず表情が緩む響きです。
実際に走行してみると……といきたいのですが、残念ながら関東地方は昨日、今日と冷たい季節風が吹き荒れています。軽量なロードバイクで堤防の上のサイクリングロードを走るのには危険を感じるくらいです。試走は次の休日のお楽しみですね。