2009年9月30日水曜日

October the first is too late

今日と明日で「10月1日では遅すぎる」というブログ記事がいくつ投稿されるのだろうと思いつつ、こちらは原題で勝負です。



明日から職場に復帰です。通勤のため、親戚のガレージに預けておいたロードスターを受け取ってきました。雨の中ひさしぶりの走行でしたが、ロードスターは快調に走ってくれました。ただ、タイヤ空気圧だけは後ほど要チェックですね。気温が下がった分、空気圧も下がっていると思うので。





7月から9月いっぱいまでの三ヶ月間は、他人からはわかりづらく本人にとっては非常につらい「うつ病」の治療のため休業していました。

メンタルクリニックのドクターからうつ病(抑うつ状態)との診断を初めて受けたのは、約2年前です。ですが今にして思えば、それ以前に最初の会社を辞めたときもひどいうつ状態だったのだと思います。
どちらにも共通していたのは三つ。睡眠時間も満足に取れず連日の深夜残業、毎週のような休日出勤など仕事がとても忙しかったこと。そして、上司やリーダー、クライアントから繰り返しプレッシャーを与えられていたこと。さらに、その状況をちゃんと相談して改善してもらえる人がおらず一人で抱え込んでしまったこと。

うつ病の診断をメンタルクリニックで受けたあとは、継続的な投薬治療でだいぶ症状も安定していたのですが、今年の6月ごろ立て続けに起こったハプニングのせいで症状がまた悪くなり、休業しての治療となりました。
出向先での仕事から帰る途中に交通事故にあったり、事故による不可抗力の休みなのに懲罰的な休日出勤を強いられそうになったり、その出向先は長期の仕事のはずだったのに6月いっぱいで終了と急に告げられたり。
また、出向先のプロパー社員から作業内容について理不尽な文句を言われたり、勤怠管理について協力会社とプロパー社員とで明らかな二重基準があったりもしました。
それやこれやで仕事がイヤになり、次第に出勤が億劫になり、最終的には精神的に行き詰まって出勤できないほどに。
その他にプライベートでもいろいろあったのですが、会社とも相談して出向先の仕事が終わる6月以降、7月から9月いっぱいまで休業して治療に専念、ということになりました。

なので、毎日のようにTarmacで走りに行っては走行記録をアップできていたわけです。私にとっては、自転車で気ままに走ることがいちばんのストレス解消法でしたからね。運動不足の解消にもなって、一石二鳥です。

そんな休業しての治療も今日でとりあえずお終い。ドクターや会社の上司とも相談して、10月からリハビリ勤務ということで、段階的に業務復帰することになります。最初は半日、隔日勤務からスタートして、徐々に定時勤務に近づけていく予定です。

正直、無事に復帰できるのか、復帰できたとしても再発することはないのか、大きな不安もあります。ですが、イグニッションキーをひねらなければクルマは動かず、ビンディングペダルをシューズにバチコンとはめなければペダルは回せず、自分からバランスを崩さなければ歩き出せないわけで、とりあえず復帰に向けた最初の一歩だけでも踏み出してみようと思います。

進むのがまだつらいようなら、もう少し羽を休めることもできるのですから。

2009年9月29日火曜日

メビウスの輪、再挑戦


バーテープ巻き直し作業は昨夜行ったのですが、一晩明けてやはり右側の仕上がりが気になったので再挑戦してみました。バーテープには弱い両面テープが貼り付けられているのですが、慎重にほどいたら意外ときれいに剥がれてくれて一安心。これは製品によっても変わると思いますので、作業前にはお覚悟を。


右側は、一度エンドプラグ部分までほどいてから巻き直しました。左側を見ながら、曲線部分でピッチが詰まりすぎないように注意して巻き巻き。巻きはじめの部分も、余分を多めにしてエンドプラグが固定できるように調整。まだ終端処理はうまくいきませんが、とりあえず満足できる出来になりました。


左側は巻き終わりの部分を微調整。やり始めるとキリのない作業になりそうですからね。ほどほどにしておきます。



作業が終わった状態。右側のほうが長くなってしまいました。左側はベルとメーター、右側はGPSだけだから、とりあえずこれで「可」とします。完璧を求めると、一日中ほどいたり巻いたりをしちゃいそうですからね。

昨日、今日とバーテープを巻いてみた感想ですが、やはりプロの技術にはかなわないです。でも、アマチュアでも経験を積めば満足できる仕上がりになりそうです。古いバーテープをほどいたあと、包帯などを使って練習してみるのもいいかもしれません。あと、最初は安価な製品で挑戦した方が、失敗したときの精神的・金銭的ダメージが少ないのでオススメです。

よく言われることですが、通勤などで使うバイクでなければ、アマチュアには納期というものはありません。あせらず、じっくりと時間をかけて作業すれば、きっと満足いく仕上がりを得ることができると思います。

メビウスの輪かクラインの壺か


購入以来、ずっと使っていたバーテープが大分黒ずんできました。白はどうしても汚れが目立ちますね。
汚れの中にはライディング中のものもありますが、メンテナンス中に油のついた手で思わず触ってしまった部分もあります。さらに、落車したときに切れてしまったところも。
というわけで、バーテープを交換してみました。今回使用したのは、バイクリボンEOLO TECHNO、色は完成車のホワイトからイメージを変えてC85 レッドをチョイス。

バーテープの巻き方自体は、自転車メンテナンスの参考書はもとより、WEBにもさまざまな説明があるので割愛。ただ、ショップでバイクを購入したあと初めてバーテープを交換するときは、最初の巻き方をよく見ておくことをオススメします。古いバーテープをほどきながら、ブレーキブラケット付近などさすがはプロの技という巻き方で、思わず唸ってしまいました。


最初に巻いたのが右側。

  • 巻きはじめの余りが少なかったのでエンドプラグの収まりが悪い。
  • 直線部分のピッチが一定ではない。
  • 曲線部分は詰まりすぎている。
  • 特にブレーキブラケット下側で重ねすぎているため長さが足りなくなった。
などなど、反省点がいろいろある仕上がりです。まあ、アマチュアが参考書片手に初めて巻いてみたのですから、こんなものでしょう。とりあえず、すぐにはほどけない程度には巻けているようなので「可」とします。


次に左側。こちらも巻き始めの余りが少なめで、エンドプラグの収まりが悪かったり、巻き終わりの処理が良くないなど気になるところはありますが、右側よりはきれいに巻けたと思います。



巻き上がった様子。写真でもよく見るとわかりますが、右側のブレーキブラケット下側でバーテープが重なりすぎてこぶのようになっています。左は右よりも良くなっていますが、まだピッチが一定ではないですね。次に巻き直すときの努力課題です。

そもそも平面のテープを立体で、円柱で、三次元曲線を描いているハンドルバーに巻き付けるのですから、どこかで無理が出ても仕方がない、はず。あらためて先頭の写真を見なおすと、その無理を無理と見せないプロの技術はさすがです。

2009年9月27日日曜日

桜堤ルート(3)

昨日のミニツーリングのあと、今日も輪工房さんのロードツーリングのお誘いをいただいていたのですが、残念ながら間に合う時間に起きられませんでした。
なので、最近開拓している桜堤ルートをもう一度走ってきました。今日は東寄りの風が強くて、どこを走っていても向かい風のような感覚で大変でした。走行データは、2h34m25sで63.38km、平均24.6km/h、75rpmです。


今日は桜堤ルートを走りながら、県道329号線から目吹大橋にショートカットするポイント付近の写真を撮ってきました。
上の写真が第一のポイント、利根川CR方面から来ると目にすることになる、大きな人形です。『パリ~ルーベ』の沿道にも同じような人形が立っていますが、それの日本版でしょうか。この人形を通り過ぎると、ショートカットポイントまでもうすぐです。


第二のポイント、小川鉄工所さんです。この写真は道路の右側から撮っていますので、左側を走ってくると少し見え方が変わると思います。この少し手前に横断歩道があるので、いちど自転車を降りて歩行者になってから、クルマに注意して道を渡ります。


すると、右の方向に下っていく脇道があります。ここを通ると目吹大橋まですぐです。ただ、ここは付近のみなさんの生活道路になっているようなので、クルマがけっこう通ります。下りのコーナーではスピードを出しすぎないように注意しましょう。


坂道を下りて突き当たり付近まで行くと、道の両側に白い花畑がありました。



どうやら蕎麦の花のようです。そういえば来週はもう10月。新蕎麦の季節ももうすぐです。

2009年9月26日土曜日

輪工房 初心者向けミニツーリング



今朝は早起きして、久しぶりに輪工房さんのロードツーリングに参加してきました。早起きのかいあって、今日はお店に一番乗りです。

7時ごろに輪工房さんを出発すると、まずは利根川CRの新大利根橋へ。利根川CRのセクションはなかなかのペースでした。私の脚力では先頭集団を追いかけることもままなりません。でも、とりあえず新大利根橋で待ち合わせすることになっているので、自分なりのペースで先頭集団を追いかけます。
集団と合流したら、茨城県側に渡り小貝川沿いを北へ向かって走ります。今日は水海道駅周辺で鬼怒川沿いの道へ移動して今度は南下、しばらくしたらそこから離れて目吹大橋を目指します。目吹大橋を千葉県側に渡ってツーリングはいちおう終了。時間のある人はミスドでお茶してから解散となりました。

久しぶりのツーリングは、前後に気を配る必要もあって、いつもの単独走行とは違う緊張感がありました。ペースも、自分の好みではなく集団にあわせないといけないですしね。
でも、ツーリングでしか味わえない楽しみもあります。最初はなかなか着いていけませんでしたが、前走車のドラフティングを利用することで一人では走れない速さで巡航できるのも醍醐味の一つ。走行中や走行後、他の参加者さん達とお話しできるのも楽しいところです。今日もいろいろなコツやポイントを教わってきました。

さて、今回のツーリングの走行データは、3h29m10sで81.63km、平均23.4km/h、74rpmでした。走行距離のうち、GPSの計測によるとツーリングは約52km(2h25m)、残りの約30kmは自宅から輪工房さんまでの往復です。

2009年9月24日木曜日

桜堤ルート(2)


前回の桜堤ルート、目吹大橋へ簡単にアクセスできるルートがないか調べながら、今日も走ってきました。


まずは小船橋水辺公園を目指し、利根川CR右岸(上流から見て右側)に上がります。今日はいつもの田舎道ではなく、農免道路を使ってみました。クルマの少ない、追い風のまっすぐな道は快適でしたが、これが横風や向かい風になると大変そうです。


続いて関宿城の中の島公園を渡って、さらに利根川CR右岸の上流を目指します。上の写真は利根川が江戸川に分岐する水門の上から。向こうに架かっている橋は、残念ながら工事用の橋なんだそうです。関宿城から中の島公園を通らずにサイクリングロードに接続する橋ならよかったのですが。



その後、舗装が途切れるまでサイクリングロードを北上してから折り返し、新利根川橋で利根川CR左岸に渡ります。昨日と同じようにずっと南下、サイクリングロードが終わったら一般道を走り続けます。

昨日は県道142号線から329号線、矢作交差点を右折というルートでしたが、今日は県道329号線を途中で抜けて目吹大橋へ向かうルートを走ってみました。
分岐するポイントはここ、サイクリングロードから来ると大きな交通安全の人形と(株)小川鉄工所さんの間くらいになります。斜め右方向に分かれ道があり、その先が下り坂になっていますので、道なりに進んでいくと目吹大橋茨城県側までたどり着くことができます。
あとは、信号に従って歩行者・自転車用の橋がある側に渡り、お好みの方向へ進路を取るだけです。
これで矢作交差点付近から目吹橋までの、いちばん交通量が多い道はショートカットできるようになりました。

目吹大橋からは、往路と同じく小船橋水辺公園を経由して、今度は向かい風なので田舎道の方を選択して帰宅。本日の走行データは、2h30m02sで61.18km、平均24.5km/h、74rpmとなりました。
野田市一周と距離的にはあまり変わらないですね。サイクリングロード以外の一般道を走る区間があることも同じですが、桜堤ルートの方がクルマの交通量が多いので注意が必要です。

2009年9月22日火曜日

桜堤ルート

昨日の走行ルートを地図ソフトで確認して、さらに先人調査結果を調べてみたところ、境大橋から下総利根大橋の少し先まで利根川CR左岸(上流から見て左側、茨城県側)は舗装されているらしいことがわかりました。地図によれば。その先はそのまま一般道に接続しているようです。
利根川CR左岸の境大橋南側には桜堤もあることですし、今日はこちらのルートを通って周回コースを設定できないか調べてきました。


何はともあれ関宿城方面へ向い、境大橋を茨城県側に渡って利根川CR左岸に入ります。新利根川橋や渡良瀬遊水地方面へ行くときに下りる坂を通り過ぎると、すぐに上のような桜並木が出迎えてくれます。桜の季節はとてもきれいな場所なのですが、人出も多いでしょうね。春に行くとしたら早朝が狙い目です。

サイクリングロードはそのまま南へ続いています。右岸(千葉県側)よりも幅が広く、舗装もきれいで走りやすい道です。アップダウンも下総利根大橋のアンダーパスくらいで、南風さえ強く吹いていなければ爽快に走れます。
下総利根大橋を過ぎてしばらく走ると、サイクリングロードの終点です。数メートル未舗装の部分がありますが、そのまま一般道に接続しています。最初の丁字路を左に曲がると太い通りに出ます。ここを左に曲がると下総利根大橋に戻り、右に曲がると目吹大橋方面に向かいます。今日は右折して目吹大橋を目指すことにしました。

少し走ると信号のある大きな交差点にぶつかります。直進しても右折しても目吹大橋へは行けるのですが、クルマの交通量を考慮すると右折するのがオススメ。押しボタン式信号に注意して二段階右折、県道142号線に入ります。
道なりにしばらく走ることになりますが、祝日の朝にもかかわらずそれなりの交通量がありました。平日はもっとクルマが増えると思われます。走行時は要注意です。
しばらく走るとセブンイレブンのある三叉路があるので、ここは道なりに左方向に進みます。すると県道329号線になります。そしてまたゆるやかなアップダウンの道を走ります。

やがて交通量の多い交差点にぶつかるので、ここを右折します。矢作交差点です。この付近はクルマの交通量が多いので歩道を走らせてもらうほうが安全なのですが、ところどころ砂の堆積している部分があるため注意が必要です。
矢作交差点から目吹大橋まで、県道を通らずに行ける舗装路がないか追加調査が必要ですね。


砂に足を取られながらも、無事に目吹大橋までたどり着きました。これを渡ると利根川CRの千葉県側に接続します。関宿城方面なら右方向(北側)、運動公園を目指すなら左方向(南側)です。
今日のところは利根川CR左岸のルート調査という目的は果たしたので、橋を渡ったら右方向、小船橋水辺公園経由で帰宅することにしました。

そんな今日の走行データは、1h33m47sで38.11km、平均24.4km/h、73rpmでした。
地図上では40kmくらいと読んでいたのですが、予想よりちょっと短めで早めでした。時計回りの場合、往路を関宿城→利根川CR右岸→新利根側橋→利根川CR左岸とすれば、距離的にちょうどよくなるかも。あとはやはり目吹大橋へ至る道ですね。地図上では通れそうなところもあるのですが、舗装状況まではわかりません。次回に挑戦です。



帰宅後はタイヤの水洗いと駆動系のメンテナンスを行いました。
タイヤの水洗いは、ディレーラーなど水に弱い部分を濡らさないように注意してタワシでゴシゴシ。タイヤパターンの細かな溝に詰まった泥も落ちて、ゴムの黒が引き締まって見えるようになります。
駆動系のメンテナンスは、基本的に先日と同様の手順です。カセットスプロケットも砂を落としたりしてきれいになったはずなのですが、写真で見るとまだまだですね。

2009年9月21日月曜日

たまにはゆっくりと


今日は父と一緒に小船橋水辺公園~利根川CR~新利根川橋~関宿城ルートのサイクリングに行ってきました。手前はご存知私のTarmac、奥の水色のジャイアントが父の自転車。アルミフレームにカーボンフォーク、セミエアロリムのホイールを装備したマシンです。
普段あまり走らない父にあわせたので、今日はゆっくりペースとなりました。2h04m16sで42.12km、平均20.3km/h、67rpmでした。その割に脚が疲れた気がするのは、滅多に使わない低回転で走ったからでしょうか。



天気は風がほとんど無かったのには助かりましたが、思ったよりも雲が多く、ほとんど晴れ間がありませんでした。サイクルウェアも、そろそろ夏物から秋物に切り替える時期ですね。脚を冷やさないようにするため、膝丈のタイツは必需品です。

2009年9月20日日曜日

新利根川橋往復

天気はいいけど台風の影響か北風の強い今朝、新しいサイクリングコースを開拓するため自宅よりも北の方へ走ってきました。往路はかなりの向かい風、復路は楽々追い風という本日の走行データは、2h11m57sで52.75km、平均24.0km/h、72rpm。向かい風で速さと回転数が落ちた分を、追い風のペースでも取り戻せなかった感じですね。


今日走ってみたのは、自宅から小船橋水辺公園で利根川CRに上がり、境大橋(↑上写真)で茨城県側へ。新利根川橋まで北上して、橋を渡って茨城県側に戻り、関宿城を経由して関宿堀ルートで自宅まで帰るというコース。



実際には、新利根川橋で埼玉県側に渡ったあと、利根川CRの舗装が切れるまで北上して、そこから引き返してきました。もう少し北へ行けないものかと辺りを走ってみたりもしたのですが、東北新幹線の橋の手前くらい、写真の場所が潮時のようです。

ルート探索分を差し引くと、走行距離約50kmというところでしょうか。実走で約2時間、休憩などを含めると2時間半程度のコースになりそうです。ただ、復路の関宿城から関宿堀ルートにつなげる部分はまだ工夫の余地がありそうです。

2009年9月18日金曜日

久しぶりに渡良瀬遊水地へ

前回渡良瀬遊水地方面へ来てから約一ヶ月。普段よりも長い距離を走りたい気分になったので、久しぶりに足を伸ばしてみました。この前は渡良瀬川自転車道がメインでしたが、今回は谷中湖周辺を走ってみたいと思います。


今日は午後から夜にかけて曇りから雨の予報が出ているものの、午前中はなかなかの好天。ちょっと北風があるので行きは大変ですが、帰りに楽ができるのを期待して走ります。ここ何回か通るたびに水没していた利根川橋下の道も乾いていました。でも、行きも帰りも登りが大変な、いちばんの難所であることに変わりはありません。


そんなこんなで到着した久しぶりの渡良瀬遊水地は、着いてみると風も穏やかで絶好のサイクリング日和。平日なので人も自転車もあまり姿が見えません。とりあえず谷中湖を対岸まで渡って一休み&写真撮影。その後、周回路を設定できる谷中湖北西側を走ります。
ここまで来ただけの価値は十分にあったと思えるほど爽快な走りを楽しめました。一周約7kmのコースを3周、時間にして1時間程度走ってしまいました。もっと走り続けたいとも思ったのですが、ここから自宅まで自走して帰ることを考えてほどほどのところで終了。



本日の補給食。カーボショッツのワイルドベリーとレモンライムです。
渡良瀬遊水地から帰るときにワイルドベリーを、帰宅途中に関宿城で一休みしたときにレモンライムを食べる、というか飲みました。ワイルドベリーは、封を切ったときの香りがなんとも食欲を誘います。レモンライムはクセがない感じで食べやすいですね。
ちなみに、食べ終わったあとはかなりベタつくので、ゴミを持ち帰るためにジッパー付きの袋をいつも持参しています。冷凍保存にも対応しているような丈夫な袋を使えば、洗って再利用できるので経済的です。

最後になりましたが本日の走行データ。4h10m47sで101.95km、平均24.4km/h、73rpmでした。ロングライド前提だったので、行きはあまり飛ばさず、帰りは風とペースを相談しながら走ってきました。イメージは、低回転から大トルクを発生させて燃費もよい欧州のクリーンディーゼルエンジン。
それにしても、ULTEGRAクランクは長い距離を走って疲れてきたときほどメリットを感じますね。疲れた脚でも軽く回せます。これでさらに回転のよいホイールに交換したら……。夢はふくらみますね。

追伸
2009年9月27日(日)に第1回渡良瀬ハーフマラソンが開催されるそうです。参加される皆さん、頑張ってください。ドライブやサイクリングを計画されている皆さん、交通規制などが予想されるのでご注意を。

2009年9月16日水曜日

秋晴れサイクリング


気がつけば9月も半ば。夜に降った雨で濡れた路面が乾くのを待ち、いつもの野田市一周反時計回りコースを走ってきました。本日の走行データは、2h22m32sで62.07km、平均26.1km/h、78rpm。
走行距離がいつもよりも若干少ないですが、走行時間、平均速度で新記録達成です。最初と最後の江戸川CRが追い風だったこと、利根川CRの区間の向かい風がそれほど強くなかったことが良かったのでしょう。

あと、先日のメンテナンスでしっかりと掃除と注油をしてあげた効果か、走りが軽くなった気がします。「軽くなった」というよりも、ULTEGRAクランクDURA-ACEボトムブラケット組み込んだときの走行感覚に戻った、という方が正確かもしれません。やはり普段のメンテナンスを怠っては、本来の性能を発揮できなくなってしまうのですね。



そして、心拍センサーの電池交換で、ハートレートモニターMSC-HR10は概ね復活しました。やはりセンサー側の電池が無くなってきていたようです。
ですが、今度は計測中に最大心拍数234というデータが記録されるようになってしまいました。どうやら周囲を走っているクルマなどの電波雑音を拾ってしまっているようなのですが、今までよりも敏感になった気がします。
受信側も電池切れ間近なのでしょうか。もう少し様子を見てみたいと思います。

2009年9月13日日曜日

我流 簡単メンテナンス



今日はセミウェットの路面やサイクリングロードに残る水たまりを縫うように走ったので、簡単ですがメンテナンスを行いました。とは言っても、作業は掃除と注油、余分な油の拭き取り、最後にフレームのワックスがけだけです。

掃除は主にチェーンとカセットスプロケット。最初に整備用のペーパータオルで汚れを取ります。やろうと思えばいくらでも汚れを落とせるので、自分の満足いくところまでやります。チェーンはペーパータオルで包むように、カセットスプロケットはギア板の間に二つ折りくらいにしたペーパータオルを押し込むように掃除すると、砂利や泥などがボロボロと落ちてきます(屋内作業の場合は、あらかじめ新聞紙などを敷いておくようにしましょう)。

注油は、チェーンの各コマの外プレートと内プレートの間を狙って、ごく少量だけオイルを垂らします行います。このときタイヤやホイール、特にリムのブレーキ接触面にオイルが付かないように注意。少しでもオイルのついた気配があったら、パーツクリーナーを使って確実に脱脂しておきましょう。ブレーキが効かなくなってしまいます。

注油が終わったら、ゆっくりとクランクを廻しながら変速操作を行い、スプロケットにもオイルが行き渡るようにします。……この行程は本当に必要なのか、正しい行程なのかいまいち自信がありません。チェーンの余分なオイルで他のパーツも潤滑できるかなーと期待しているのですが。

新しい整備用ペーパータオルを用意して、チェーンに残った余分なオイルを拭き取ります。この行程も、やろうと思えばいくらでもできるので、自分の満足したところでやめるようにします。潤滑に必要なオイルはすでに外プレートと内プレートの間に浸透しているので、外側に残っているオイルは汚れを呼ぶだけです。十分に拭き取ります。

最後はフレームのワックスがけ。これは特別なことはありません。カーワックスを使って、クルマと同じ手順で行うだけです。注油のときと同様、ホイールにワックスがつかないように注意。疑いがあればパーツクリーナーで必ず脱脂です。
このとき、愛用のヘルメットも一緒にワックスがけしてあげるといいですね。常に直射日光にさらされているものですから、ワックスで保護してあげましょう。汚れも付きにくくなります。

普段からのメンテナンスで自転車の寿命は延びますし、異常に気付く機会も増えます。ディレイラー類の調整などデリケートな部分はプロにお任せするべきですが、掃除と注油くらいは自分でもできるようにしておきたいと思います。

9月の扉



昨夜の雨の影響で、今朝の路面コンディションはウェット。濡れた路面ではスリップの危険はもちろん、パンクリスクも高くなりますし、繊細なコンポーネント類を痛める可能性もあります。このため、今日は少しお日様が昇って路面状況が改善するのを待ってから走ってきました。
走行データは、2h25m26sで62.33km、平均25.7km/h、79rpm。横風の影響を受けながら走ったにしては、まずまずの成績でしょうか。

今日もサイクリングロード沿いに野田市を反時計回りに一周してきました。
9月も半ばとなって、いよいよ夏から秋に季節が移ってきたようです。見渡す景色や風の匂い、虫の声に秋の色を濃く感じます。

関宿城で利根川CRから江戸川CRに折り返し、関宿橋を過ぎてしばらくしたところで、黄色いツール・ド・千葉のジャージを着た3人の集団に追いつかれ、追い抜かれました。が、どうやらまだウォーミングアップ段階だったようで、なかなか離れていきません。これ幸いと、その後ろに少し間を開けてついて行くことに。
やはり集団の後ろにつかせてもらうと空気抵抗が減りますね。宝珠花橋でサイクリングロードを下りるまで、すっかり楽をさせていただきました。

2009年9月11日金曜日

故郷から0.013光秒


今日は妙に早く目が覚めてしまって、夜が明けてあたりが明るくなるのを待って出発しました。走行データは、2h28m14sで62.62km、平均25.3km/h、78rpmでした。緩い北西の風が吹いたため、利根川CR~目吹大橋~下総利根大橋~境大橋~関宿城の区間が向かい風となり、思ったよりも記録が伸びなかったようです。

あと、愛用しているキャットアイのハートレートモニターMSC-HR10の心拍センサーが電池切れになってしまい、データがだんだんと受信できなくなったことも気になっていたのかも。あとで電池を交換しておきましょう。
ちなみに、使用電池はボタン型のCR2032。キャットアイのコンピュータやセンサー類は基本的に同じ電池を使っているようなので、スペアを用意するのも楽で助かります。



そして気がついたらオドメーターの距離が4,000kmを超えていました。1光秒を299,792.458kmとすると、約0.013光秒です。光の速さでも1/100秒以上かかる距離を、自分の脚力だけで走ったことになります。
……これは長いのでしょうか、それとも短いのでしょうか。

2009年9月10日木曜日

青い自転車 軋ませて



……いや、実際にはスペシャライズド伝統の「フルバデッドM4マニピュレーテッドアロイフレーム」は、かなりハードな走行にも弱音一つ吐かずに対応してくれるのですが。
ちなみに、2010年モデルのロックホッパーは魅力的ですね。私としてはRockhopper SL Comp 29が気になる存在です。29インチの油圧ディスクブレーキ対応ホイールに魅力を感じます。
私のVブレーキ仕様のRockhopperをディスクブレーキ仕様にコンバートする予算を考えると、あるいは思い切って……と考えてしまいます。

さて、今日は所用で野田市街地までお出かけ。いつも通りRockhopperにご登場願いました。往路は通勤・通学のクルマに注意しつつ街中の細い道を抜けて、帰りは江戸川CRを利用してきましが、復路も街中の細い道を使った方が正解だったかも。今日は東寄りの風が強くて、サイクリングロードを走るのはなかなか大変でした。

追伸
昨日、予期せぬアクシデントに見舞われたデジタルカメラですが、やはりその後の経過が思わしくなく、実家で療養(=メーカー修理)となりました。以前からAFとピント処理がいまいちなところもあったので、その辺も改善されればと思っています。

2009年9月9日水曜日

デジタルカメラの災難


昨日は予想外の好天で走るチャンスを逃してしまいましたが、今朝は油断せずに早起きしていつもの野田市一周反時計回りコースを走ってきました。走行データは、2h24m08sで62.24km、平均25.9km/h、79rpm。
このコースを走った中では、走行時間、平均速度ともに1位の記録となりました。写真の利根川CRのセクションが、ずっと追い風だったというのが有利に働きましたね。その代わり、関宿城を回って江戸川CRに入ったら、向かい風が強くて大変でした。



さて、今日も走っている最中にキンモクセイの香りが漂ってきたり、稲刈りが終わった田んぼがあったりと、秋の訪れを感じていたのですが、事件はこれらの写真を撮影中に起こりました。

今日は自転車から完全に降りて、左側に立って片手でバランスを取りながら撮影していたのですが、あるとき不意に自転車がバランスを崩したのです。ついついカメラを持っている手で自転車を支えようとして、カメラはストラップを支点に振り子のようにハンドルバーに一直線。しかも運悪く、レンズ部分を強打してしまいました。
液晶画面の画像のピントは明らかにおかしく、電源を切ってもレンズが完全には収納されず「レンズエラー」の表示。「まだ三ヶ月も使ってないのに……」と思いながらも、さすがに野戦修理はできないので持ち帰ってからよく調べてみることにしました。

帰宅後、電源をON/OFFしたり、ズームをさせたりして様子を見ると、レンズ駆動用のモーターは問題ないけど、沈胴式レンズのかみ合いがずれているみたい。どうせ修理に出すことになるのならと、明らかに傾いている部分などを慎重に押し込んだりしてみると、かすかに「パチッ」という音がして、なんとなく直ったような感じです。
テストしてみると「レンズエラー」の表示も無くなり、レンズ駆動も問題ない様子。もともと合焦にクセのあるカメラだったので、本当に直ったのかどうかは正直微妙なところですが、とりあえず修理を依頼する前にもう少し使ってみようかなというレベルにはなりました。

本日の教訓。写真を撮るときは、撮影に集中できる環境を作りましょう。自転車は寝かすか、フレームにまたがっておきましょう。

2009年9月8日火曜日

意外な好天


昨日の夜、最後にネットで確認した天気予報によれば、台風の影響で今日は朝から曇り、午前中を中心に雨という予報だったのですが……。
いつもより遅く起きてみると、意外なほどの青空。風は若干強めながら、空気も澄んでいい天気。早起きしていれば、いつものコースを走ってくる間くらいは大丈夫だったかもしれませんね。まあ、今日は身体を休めるべき日だったと思っておきましょう。



そんなわけで、TarmacはTOKYOBIKE SS(2007年モデル)と一緒に待機中。あとで掃除だけでもしてあげようかな。

2009年9月7日月曜日

キンモクセイの季節


↑上の写真は利根運河CRの様子ですが、走り始めに宝珠花橋から江戸川CRに上がり南へ向かうと、ほどなくキンモクセイの香りがただよう場所を通ります。日中はまだ真夏の陽射しですが、朝晩は早くも秋の気配です。
そんな今日の走行データは、2h24m30sで62.23km、平均25.8km/h、79rpm。走行時間、平均速度で1位タイの記録となりました。今日は北風がそれほど強くなく、天候も味方してくれましたね。



ポジションも、先日のツーリングでアドバイスしてもらった方向でさらに調整を進めてみました。走ってみるとなかなかいい感じ。脚の筋肉を無駄なく使えているような印象ですね。サドルにあわせてハンドルバーの位置も微調整を繰り返しています。やっと満足行くセッティングになったかな?

きちんとしたポジションで乗れるようにセッティングできていると、それだけで乗るが楽しくなります。自分だけでは気づかないところも、専門家に外から見てもらえば一発です。
また機会があればツーリングに参加して、ポジションチェックなどをしてもらいたいのですが、意外と予定が合わないもので……。

2009年9月6日日曜日

ALL CONDITION PRO II(3)



今日も秋晴れのいい天気、朝からいつものコースを走ってきました。走行データは、2h27m03sで62.54km、平均25.5km/h、79rpm。東からの風が強くなってきて、後半はなかなか大変でした。

さて、先日交換したスペシャライズド ALL CONDITION PRO IIタイヤ。交換後の走行距離が500kmを超え、慣らしも完了と考えて良さそうです。
最初に比べて、若干走りが軽くなったような気がします。これは「乗る側が慣れてしまった」という可能性も大きいです。あと、一皮むけて本来のトレッド面を使うようになったせいか、走行後に異物の刺さっていることが少なくなったようです。タイヤメンテナンスがちょっと楽になりました。
いまのところは、なかなかよく走るし長持ちしそうないいタイヤ、という印象です。

2009年9月4日金曜日

子羊たちの休暇



今日もTarmacで走りに行こうと早起きしたのですが、右のアキレス腱に違和感を感じたのでお休み。体力と生活習慣を維持するための運動ですからね、無理してケガをしては本末転倒です。
ULTEGRAパワーで頑張りすぎてしまったのでしょうか。ポジションの最適化が進んで、使わなかった筋肉も使うようになったからかも。
今日はゆっくり休んで、明日はツーリング……といきたいところなんですが、明日は明日で予定が入っているんですよね。なかなか思うようにはいかないものです。

2009年9月3日木曜日

たったひとつ(?)の冴えたやりかた

昨日の落車の影響で首に痛みが残っていたのですが、今日もほぼ同じコースで野田市を反時計回りに一周してきました。
走行データは、2h24m30sで62.07km、平均25.8km/h、79rpmでした。走行時間上はこれまでで最速ですが、若干走行距離が短めですし、平均速度は1位タイのままですから、単純に走行距離が短かった分、早くなったと考えて良さそうです。


さて、その走行距離の差ですが、昨日のような目に遭うのはもうイヤなので、目吹大橋の通過方法を変えてみました。利根川CRを目吹大橋に向かって北上してくると、黄色と黒のクルマ止めの手前に上の写真のような場所があります。実はここに階段があり、橋の下をくぐる通路があるのです。
階段の右側には「自転車で降りると危ないよ」という旨の掲示があります。たしかに乗ったまま降りると危険なので……


(この写真では押していますが)自転車を担ぎ、歩行者になって階段を下ります。写真を撮ったあとは私も自転車を担いで下りました。ロード用シューズを履いている方は、意外と急な階段なので踏み外さないように注意してください。


階段を下りるとこのような通路があります。自転車に乗れなくも無いですが、けっこう細いですし、いろいろとゴミが落ちているので押して歩くか、そのまま担いでいくのがオススメです。


通路の途中から見た目吹大橋。向かって右の下流側が歩行者と自転車用、左の上流側がクルマ用になっています。
クルマ用の方は慢性的に渋滞してますね。行き先によっては、200円の通行料を払ってももう一つ上流の下総利根大橋を利用した方が早いかもしれません。


目吹大橋上流側の登り口です。途中に段差もありますし、自転車はやはり担いで行く方がいいでしょう。



目吹大橋上流側です。ちょっと分かりづらいですが、手前の看板と奥の茂みの間に階段があります。朝はひっきりなしにクルマが来ますが、自転車を押している歩行者である間は右側に寄って歩けば問題ありません。もう少し上流側に歩いて、大型車を止めるためのゲートを抜けたら、クルマに注意して走行再開です。

いちど自転車を止めることになるので走行のリズムが崩れてしまいますが、地下道を通ってクルマに怯えながら坂道を登るよりは安全に通過できるのではないかと思います。以前はサイクリングロードの方までクルマが来ることは無かったんですけどね。どこでどんな工事を始めたのやら。