2010年5月29日土曜日

TIME MXS CARBON

今日の走行から、新しいシューズを投入しました。



TIMEMXS CARBONです。
これはマウンテンバイク用のシューズなのですが、間違えて購入したわけではありません。サイクリングでの使用をメインに考えると、バイクをおりたあといちおう普通に歩けるマウンテンバイク用シューズの方が使い勝手がいいからです。サイクリングロードを走っていても、工事をしていたりするとバイクを担いで階段を昇り降りすることもありますからね。

さて、実際に走ってみて最初の感想です。
太めのバックルストラップ、パッド入りのベロなどのおかげで、締め付けられている感じが少なく、包まれているような感覚です。ルディプロジェクト エクソウィンドをかけたときにも同じような感想でした。ストレスなく運動に集中できるようにしているのですね。
歩くのも問題ありません。ウォーキングシューズのようにとはいきませんが、ロード用シューズのように気を使わずにすみます。ペダリングにも不満はなし、というか私のレベルではオーバースペックかもしれません。
インソールは、土踏まずの部分のサポートがもう少し欲しいかも。サードパーティ製インソールを使う手もありますが、これまで使っていたスペシャライズドBG Sport MTB Shoeのインソールを移植してみました。薄いのにしっかりとサポートしてくれる逸品で、これだけでも欲しくなります。実際の感触は、次回走行時のお楽しみ。

あと、このシューズはサーモモールディングという熱成形が可能です。特別な機材を使わなくても、ドライヤーだけで足にあわせた熱成形ができます。今日の走行後に成形を行ったので、効果の確認はインソールの交換とともに次回に期待です。
ところで、サーモモールディングを実際に行ってみての注意点を一つ。熱成形中はじっとしているというのはオフィシャルサイトにもありますが、その前段階にもポイントがあります。ドライヤーでの加熱時間は4分と指定されていますが、これが意外と長い。ドライヤーとシューズの位置関係を一定に保ったままにするのは、けっこう大変です。加熱を始める前に、楽な姿勢がとれるかどうかご確認を。

まだ一回しか走っていませんが、第一印象はかなりいいです。光沢のある黒の仕上がりも品質感があって、カーボンソールとあわせて所有欲を満足させてくれます。
走るのがますます楽しくなりそうなシューズです。

ちょっとひんやり

来週は6月、衣替えのシーズンとは思えない陽気でしたが、せっかくの休日を無駄にしないために今日も走ってきました。



コースはいつもの野田市一周反時計回り。走行データは、2h41m46sで64.1km、平均23.7km/h、77rpmでした。

冬のジャージでもよさそうな気温でしたが、サイクルウェアの衣替えは一足先に済ませてしまっていたので、半袖ジャージ+ビブショーツにアームウォーマー、レッグウォーマーの組み合わせ。意外とこれがよかったようで、冷えすぎることなくそれでいて適度に身体が暖まった状態を維持できました。この季節にしては冷たい風も爽快に感じました。

2010年5月23日日曜日

その後のPOLAR CS200cad N

取り付け後、約1988km走行したPOLAR CS200cad Nの感想です。



ハンドルバー左側に装着されているのが、POLAR CS200cad Nです。POLARの製品紹介ページでは「Polar CS200cad」となっていますね。ここのところ心拍センサーがらみで気になるところはありますが、サイクリングコンピュータとしてはほぼトラブルフリーで稼働しています。

使用してみての感想ですが、よく見かける意見ではありますが反応が鋭いほうではないですね。とくにケイデンスではそれが顕著です。競技目的で使うにはちょっと厳しいかなという感じがします。
でも、その代わりとんでもない数値が表示されることはありません。以前使用していたCATEYECC-TR200DWでは、反応は鋭いものの199rpmなどという数値が表示されることがありました。
おそらく、CS200はデータのサンプリング時間を長めに取って正確性を重視するセッティング、CC-TR200DWはサンプリング時間を短くする代わりに応答を早くするセッティングになっているのでないでしょうか。
これはどちらが優れているとかではなく、それぞれの個性というか性格付けの違いですね。正確な数値を知りたいトレーニング用途にはCS200、素早いレスポンスが必要な競技用途にはCC-TR200DWが向いているのだと思います。

トータルで見て、いまのところ大きな不満点はありません。表示データの組み合わせの自由度がもっと高ければさらに良かったかも、というくらいでしょうか。
POLAR CS200cad N + GARMIN foretrex 101という組み合わせがしばらくの間続きそうです。

今週も野田市一周

この週末は日曜日に雨の予報がでていたので、土曜日に走ってきました。



コースはいつもの野田市一周反時計回りコース。ただし風向きを考えて、小船橋水辺公園付近から利根川サイクリングロードに上がって、最初に北上するコースとしました。北風→南風の予報なので、中盤の江戸川サイクリングロード南下区間と、最後の利根川サイクリングロード北上区間は追い風になるはず。……実際は、風の影響を考慮するほど強い風は吹かなかったのですが、多少でも楽をしたいかな、ということで。

走行データは、2h50m33sで66.1km、平均23.3km/h、76rpmでした。
前回気になった心拍センサーの不具合は、装着位置を見直すことで改善できました。それでも計測できなくなる区間があったので、WEARLINK+ ストラップを少しキツめに調整。次回の走行に期待です。

2010年5月15日土曜日

野田市一周(反時計回り)

新しいアイウェアを投入して一回目の走行は、定番の野田市一周(反時計回り)コースとしました。


アイウェアの感想についてば別の記事を参照していただくとして、今日は春らしい明るい日差しと穏やかな天気のなか、サイクリングを楽しむことができました。走り慣れたコースなので、リラックスして走れますしね。
走行データは、2h43m11sで63.9km、平均23.5km/h、76rpmでした。

走行中に一つ気になったのは、サイクリングコンピュータPOLAR CS200cad Nが心拍センサーの信号をロストしてしまったこと。最初は捕捉できたりできなかったりという状態だったのが、気がつくとずっと心拍ゼロになっていました。
帰宅後に確認してみると、心拍センサーの装着がいまいち、あるいは走行中にズレてしまったらしいことがわかりました。次回走行時、というか走行前準備のときに、装着位置をよく確認してみましょう。



今日は帰宅後に、ちょっと思いついたので水洗い洗車をしてみました。使ったのは、ロードスターを洗車するときに使っているGRIOT'Sガレージのカー・ウォッシュ。環境にやさしい生物分解性の成分ながら、濃度によっては油汚れも落とせるほど強力。その洗浄力とペイントに優しいのはロードスターで実証済みです。

洗車手順もロードスターのときとほどんど同じです。

ただ、自転車は可動部品がむき出しになっているので、グリスが詰まっているベアリングなどに高圧の水をかけないように注意。あと、サドルやハンドルバー、スピードセンサー、ケイデンスセンサーもなるべく濡らさないようにしました。
最初にフレーム、続いてチェーン、カセットスプロケットなど油汚れものひどいところをたっぷりの泡で優しく洗います。シャンプーが乾かないように注意しつつ、上から下、汚れの軽いところからひどいところという順番で進めていきます。
すすぎ、水分の拭きとりが終わったら、乾燥させてからチェーンやディレイラーなどの可動部分に注油して終了。今回は普通のドライルーブを使いましたが、水置換性のある防錆潤滑剤を使った方がサビの防止になりそうですね。

ルディプロジェクト エクソウィンド

今日のサイクリングから新しいアイウェアを投入しました。




いままではシマノのヴィンセント クリップに度入りレンズを入れて使っていました。度入りでスポーツサングラスを利用できて、さらにスモーク、オレンジ、クリアの3枚のレンズが付属するという、コストパフォーマンスのよいモデルです。とくにクリアレンズは、森の中に分け入るマウンテンバイクライドでは非常に頼りになりました。色がついているレンズは、暗くて前が見えないのです。

さて、今回登場となったエクソウィンドです。

ヴィンセント クリップは度入りレンズをクリップに入れていましたが、エクソウィンドは度入りレンズ無しです。専用クリップを使えばレンズを使えるのですが、先日霧の中を走ったときに度入りレンズ無しでも大丈夫だったので、ならば視界の広さを優先してみようかと。見え方が気になるようなら、あとから追加することもできますしね。

上の写真ではスモークレンズのように見えますが、装着されているのはインパクトX 調光クリアです。紫外線の量によってクリアからスモークまで色が変化するという、話だけ聞くと魔法のようなレンズです。
でも実際に走ってみると、部屋の中ではクリアだったレンズがしばらくするとスモークレンズになっていました。「充分に発達したテクノロジーは魔法と見分けがつかない」というクラークの第三法則を実感できます。

掛け心地も良好です。「サングラスを掛ける」というよりも「サングラスに頭を包み込まれる」という印象です。普段メガネをかけない方でも耳が痛くなりにくいかもしれません。ロングライドでも助けになりそうですね。

2010年5月9日日曜日

野田市南側半周

週末ライド第二弾は、野田市南側半周となりました。



当初は野田市一周を計画していたのですが、昨日の走行で周回コースを走ったときに無理したのか、左のアキレス腱に痛みが。さらに北風が予想以上に強く、また冷たく、体感気温もちょっと肌寒いくらい。頑張りすぎて怪我をしても面白くないので、今日は無理せず野田市の南側半周で終りとしました。
プライベーターですからね、自分が楽しく走れる範囲にとどめておくのがちょうどいいのだと思います。

走行データをまとめると、1h51m23sで43.0km、平均23.2km/h、77rpmでした。

もっとサイクリングを楽しむためにも、その日だけでなく翌日のことも考えたペース配分が必要ですね。

利根川サイクリングロード、新大利根橋

週末ライド第一弾は、利根川サイクリングロードの新大利根橋付近まで走ってきました。


往路は、江戸川サイクリングロードから利根運河を経由して、利根川サイクリングロードの新大利根橋付近、上の写真の舗装が途切れるところまで南下。復路は、いちど利根運河まで出てから、野田市内の一般道を経由して利根川サイクリングロードに戻り、北上するルート。
この日は南風が吹いていて、折り返し点の新大利根橋まで走るのが大変。でもその代わり、復路の北上する道では、追い風のアシストを受けて快適な走りを楽しめました。



メーターやGPSを確認するたびに目に飛び込んでくる黄色いバーテープは、自然と気持ちを軽くしてくれるようです。予想外の効果ですね。レースなどで真剣に走るときは、集中力を高める赤いバーテープがいいのかも?

さて、この日の走行データは、2h43m56sで64.9km、平均23.7km/h、76rpmでした。
復路で、サイクリングロードを降りて少し走ったところにある周回コースをインラップ1周、計測2周走りました。クルマや人が通ることもあり、舗装も決してきれいではないのでスピードを出すところではないのですが、なかなか楽しく走れるコースです。

2010年5月5日水曜日

春色サイクリング

連休最終日、ちょっと早起きして早朝ライドに行ってきました。


……が、今朝は霧が深くて、上の写真を撮影した場所にたどり着くまで一苦労でした。

いちばん困ったのが視界がきかないこと。
アイウェア(サングラス)をかけて走るのですが、走行中に結露してどんどん曇っていきます。曇るというより、水滴が付着するというのが正しいかもしれません。自転車にも結露して、ブレーキが効きにくくなったりしましたが、やはり前が見えないというのが大変でした。

結局、霧の中ではスピードも出せないので、アイウェアを外して走りました。そうすると、それでも意外といけることを発見。視力があまりよくないので、度付きレンズをいれたクリップオンをアイウェアに装着していたのですが、ロードバイクくらいのスピードなら大丈夫かも。
霧が晴れてきて、アイウェアをかけて走るときも、今日は度付きレンズ無しで走ってみました。いつもはレンズの範囲に限られている視界が広がったようで、なかなか爽快。天気がいい日は、レンズ無しで走ってみようかな。これで問題なければ、アイウェアの選択肢が広がりますね。

ですが、朝は霧につつまれましたものの、今日は終日穏やかな天気に恵まれました。もっと体力と技術があれば、一日中でも走っていたかったほどです。



昨日巻き直したバーテープは、今日が初走行でした。ほどける様子もなく、感触はなかなか。シンプルなバーテープなので、そんなに太いという感じもしません。色は外の光の下では明るく華やかで、ちょっとレーシーな感じもします。レーシングカーのロールバーに巻いてある、色鮮やかなロールバーパッドを連想するから?
デュアルコントロールレバーの位置や角度を調整したハンドルバーも、違和感なく使えました。ブラケットを握ったときに、手首がハンドルバーにあたらないのがいいですね。ハンドルバーの交換も考えていたのですが、このポジションならもうしばらく試してもいいかも。

そんな本日の走行データは、3h17m19sで73.6km、平均22.3km/h、72rpmでした。平均速度、平均ケイデンスは一定してきました。これが私にいちばんあったペースなのかもしれません。

2010年5月4日火曜日

メビウスの輪、ふたたび

春らしい日が続いたゴールデンウィークも残り僅か。去りゆく休日を惜しんで、というわけでもないのですが、バーテープを春色に換えてみました。


今回使用したバーテープは、バイクリボンコルク プラスで色はイエローです。バーテープの巻き方は、サイクルベースあさひさんのメンテナンスマニュアルを参考にさせていただきました。


最初にいま巻いてあるバーテープをほどきます。普通のバーテープなら普通にほどけるのですが、セラックニス仕上げのバーテープはそうそう簡単にはほどけません。ほどけないようにするためニスでコーティングしてあるので、当然と言えば当然なのですが。
ちなみに、セラックニス仕上げのバーテープは写真でみると妙に生々しく見えますが、実物も濡れたような光沢とスベスベ感のある触感で、何とも言えない触り心地です。そこがまたニス独特のところですね。


紐を巻いて末端処理してある部分にナイフを入れて切断し、順番にほどいていきます。ニスで固められているので、けっこう硬くなっています。ケガにはご注意を。


ほどき終わりました。今回は、この状態でブレーキアウターワイヤーのとり回しと、デュアルコントロールレバーの位置調整を行います。


デュアルコントロールレバーはハンドルバーとフラットにつながる位置に移動し、ハンドルバー自体はトップ部分が地面と水平になるように調整してみました。ブレーキアウターワイヤーは、ハンドルバーの前方斜め下あたりに移動させます。

調整ができたら、新しいバーテープを巻きます。サイクルベースあさひさんのメンテナンスマニュアルを参考に、ある程度引っ張りながらピッチを一定にすることを心がけて巻いていきます。前回普通のバーテープを巻いたときは、引張り強さと重なり具合の関係か、トップ部分でバーテープが足りなくなったのですが……


今回は余裕をもって巻くことができました。バーテープ裏面の両面テープの位置を参考に、常に両面テープ部分がハンドルバーに本体に接触するように心がけて巻くといいみたいです。もちろん、十分に引っ張っておくことも忘れずに。
今回は左→右の順番で巻きました。写真撮影は右側からが多いから、左側で練習して右側で本番、というわけではないです。


デュアルコントロールレバーのおさまり具合もいいみたいです。試乗が楽しみですね。

おおむね満足できるできなのですが、やはり素人作業なので失敗もあります。



レバーブラケット付近で、バーテープで覆いきれなかった場所がありました。注意しながら作業したつもりなのですが、引っ張ったバーテープが戻るときに隙間があいてしまったようです。
あと、巻き始めのエンドプラグで処理する部分も、スタート位置を見栄えを考慮して調整できればベストですね。巻き終わりのフィニッシングテープ部分もまだ工夫できそうです。

次回……はいつになるかわかりませんが、巻き始めと巻き終わり、それにブラケット付近にも注意して作業したいですね。