2012年2月19日日曜日

Campagnolo Bullet 50

約一ヶ月ぶりの更新は、久しぶりにロードバイクネタです。


SHIMANO WH-6700ホイールに替えて、Campagnolo Bullet 50を投入しました。その名の通り、リムの高さが50mmあるディープリムホイールです。
カンパニョーロにはフルカーボンのBORAシリーズがありますが、Bulletはアルミ製のリムにカーボンのエアロ部分を組み合わせたハイブリッドホイールです。重量面では不利な構造ですが、一般的なブレーキシューを利用できること、カーボンリムほど取り扱いに神経質にならなくてよいこと、それにクリンチャータイヤが使えることがメリットですね。
私の選んだのは、無印のBullet 50です。CULTでもULTRAでも2 WAY FITでもありません。いちばんお求めやすいBullet 50とも表現できます。レースをやるわけでもないし、ホビーとして楽しむならこれでも十分です。
「ホビーだからこそ最高のものを」というのもアリですが、先立つものも用意しなければいけないわけで。



ホイール交換にあわせて、タイヤも新調しました。MICHELIN PRO4 Service Courseです。PRO4シリーズの中で最初にリリースされたモデルで、片寄りのないバランスのとれた性能ということです。
インナーチューブは、50mmハイトのリムに対応するためContinentalのバルブ長80mmのものにしました。でも、実際に取り付けたところを見ると、60mmでも大丈夫だったかもしれません。

さて、合計130kmほどしか走っていないので第一印象レベルになりますが、実際に走らせてみての感想です。平地走行は楽になるけど上り坂では重さを少し感じる、というところでしょうか。
ホイール外周が重たくなった分慣性質量が増しているので、脚を止めてもスピードが落ちにくくなるようです。また、ある程度スピードを上げてしまったほうが楽に走れるようです。
上り坂では重量増を実感しますが、それは私が非力なだけかもしれません。ある程度の脚力があれば、重さよりもディープリムによるエアロ効果の方が実感できるのではないでしょうか。

個人的にはこのホイール、走行性能よりもルックスに満足しています。カーボンの織目が輝くリムにCampagnoloのロゴ、それに組み合わせた赤いサイドウォールのタイヤ。レーシングカーにも通じる精悍さがあると思います。
それに、走行中に脚を止めたときなど、フリーホイールから精密なラチェットの音が聞こえるのも満足度が高いですね。いいものを使っているという所有欲が刺激されます。

安くはない買い物でしたが、装着して、走らせてみると大満足。さすがは数々の伝説に彩られたカンパニョーロ、なのでしょうか。

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