2回目の挑戦は2008年の8月、珍しくお盆に取った夏休みの最中でした。乗っていたのは購入したばかりのRockhopper。もちろんブロックタイヤです。
このときは、利根川から渡良瀬川に入って、新三国橋を過ぎたあたりで後輪がパンク。三国橋、そして渡良瀬遊水地を目前にしてのリタイヤでした。しかもこのころはまだMTB用の装備が不十分で、米式バルブ対応の携帯ポンプが無く、予備チューブも携帯しておらず、炎天下パンクしたRockhopperを押して帰ることになりました。
実はこの直前にトーキョーバイクSSで出かけたときに不注意な自転車に衝突されて転倒、ケガをするという事件もありました。加害者側の対応があまりにもあまりある不誠実さで、夏休みなのにかなり落ち込んだ気分でした。
その上、気分転換で出かけたはずのサイクリングでもパンク……自分の不運をどれだけ呪ったことか。
でも、捨てる神あれば拾う神あり、パンクしたRockhopperを押して帰る途中、ロードバイクに乗った親切なおじさんが「パンクしちゃったの? 小さな穴だったらふさいであげられるよ」と声をかけてくださったのです。このときは本当に嬉しくて、本当に助かりました。炎天下、陽射しを遮るものも無いサイクリングロードで、見ず知らずの不注意者のパンクを直していただけたのですから、この方には感謝してもしきれません。
以来、サイクリング中にすれ違う他のサイクリストの方には、会釈だけでも挨拶をするようにしています。気づかないうちに再会していることがあったとしても、決して失礼の無いようにしたいので。
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