2009年11月8日日曜日

交通ルール再考

このところサイクリングロードを走っていると、マナーを守れていない人を多く見かけるようになった気がします。

日本の道路交通法によると、基本的に車両(自転車は軽車両)は左側通行、歩行者は右側通行。でも、特にジョギングをしている人に多いようなのですが、歩行者なのに左側を通行しているのを見かけます。
歩行者、自転車に限らず、周囲の交通に中を払っていない人がいます。一度、犬を連れて前を見ないで歩いていた人に道路を塞がれたことがあります。
犬と言えば、リードをつけずに散歩している人も多いですね。公共の場所では犬にリードをつけるのは最低限のマナーだと思うのですが……。
あと、お年を召した方に多いのが、歩き、自転車のどちらでも、後方を確認せずにUターンしたり、進路を変えたりすること。後ろから走ってくる人や自転車がいたらぶつかってしまいます。進路を変える前に後ろを振り向くだけでも「これから進路を変えますよ」というアピールになります。
車両はキープ・レフト、歩行者はキープ・ライト。これだけでも、速度の違う交通が交錯する機会を減らせるので、接触の危険性は大きく減らせるはずです。

では、私自身はどうなのか?
自転車で走るときは、当然キープ・レフトを心がけています。右側通行、左側通行にかかわらず、歩行者を追い抜く、またはすれ違うときは、道幅をできる限り使って間隔を空けます。自転車の場合も同様ですが、相手もキープ・レフトであることを前提に進路を決めます。合流があるときは、同じ方向へ向かう交通がないか必ず確認します。
歩行者が道を塞いでいても、できる限りベルは使わずに、「おはようございます」「自転車、通ります」など声をかけるようにしています。
それでも、自分が注意していても向こうから進んで突っ込んでこられてはどうしようもありません。

サイクリングロードでの事故がニュースとして取りあげられることもありますが、一概に自転車だけが悪いとは言えないのではないかと思っています。基本的な交通ルールを無視して、文字通りGoing my wayな歩行者の無法な振る舞いに巻き込まれたサイクリストも多いはず。
背中に「人は右、自転車は左」とプリントされたジャージでも無いですかね~。

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