心機一転、サイクルコンピュータをPOLAR(ポラール)のCS200cad Nに交換しました。
これまで使っていた、キャットアイのCC-TR200DWはサイクルコンピュータとしては申し分のないモデルでした。スピード・ケイデンス一体型センサーのセッティングだけはシビアでしたが……。
ただ、CC-TR200DWと組み合わせて使っていた心拍計のMSC-HR10の方がちょいと問題児で、普通に走っていても心拍数188bpmとか250bpmとか表示してくれるようになってしまったのです。送信機、受信機双方の電池交換で一度は持ち直したのですが、すぐにまた同じような症状がでるようになってしまいました。
保証期間内ですし、修理に出すことも考えたのですが、用途がサイクリングに限定されてきていたので、思い切って心拍計メーカーとしては有名なPOLAR社の製品を試してみることにしました。
ちなみに、MSC-HR10は機会を見てメーカー修理を依頼するつもりです。
CS200cad Nは、スタンスとしては「サイクルコンピュータ付き心拍計」のようです。上の写真、左下に表示されているのが心拍数で、これは表示モードを切り替えても必ずここにあります。上段のスピードや右下のケイデンスは、モードによって別のデータに切り替わります。その他、「Paused」と表示されている位置にもサブデータが表示されます。
今のところ、スピードと心拍数、ケイデンス、それに走行距離がサブデータとして表示されるモードで使っています。走行時間と時計は、GPSで表示させることにしました。
CC-TR200DWに無かった機能として、CS200cad Nにはタイマー機能があります。二つまで設定できるのですが、私は10分間隔に設定してドリンクを飲むタイミングを知らせるようにしています。これがあれば、走行時間がディスプレイ上に無くても大丈夫かも。
センサーはスピードとケイデンス、それに心拍計の3つです。心拍計は自分自身の身体に装着しますが、スピードとケイデンスはセパレートタイプなので、それぞれ別にバイクに装着します。
上の写真で、赤い丸がスピードセンサー、青い丸がケイデンスセンサーの位置です。スピードはフロントフォーク左側、ケイデンスはダウンチューブに取り付けました。
スピードセンサー取り付け位置アップ。
一般的なサイクルコンピュータと取り付け方法は変わらないと思います。固定は黒いゴム製のベースにタイラップ。フォークが白いと取り付け部品が目立ってしまうのが欠点かな? センサー自体には調整する部分はありませんので、最初にきちんと位置決めする必要があります。
スピード検出用のマグネットは、スポークにねじ止めします。小さめのプラスドライバーが必要になりますので注意。
すでに他社製のスピード検出用マグネットが取り付けてあれば、それを流用することもできると思います。原理は変わりませんからね。ですが、実走前のテストは忘れずに。
ケイデンスセンサー取り付け位置アップ。
ダウンチューブのボトルケージの下に取り付けてあります。このとき、ダウンチューブのBB寄りに取り付けると、シートチューブのボトルケージ内のボトルと干渉する可能性があります。位置決めをするときは、ボトルケージにボトルを入れた状態で調整しましょう。
ケイデンス検出用のマグネットは、クランクの内側に取り付けます。本来は両面テープでマグネットを貼り付けPOLARロゴ入りテープで固定するのですが、私はCC-TR200DWで使っていたマグネットを流用してしまいました。
スピード検出用マグネットと同様、原理は変わらないので流用しても問題はないようです。ただし、念のため実走前のテストは忘れずに。
さて、スピードとケイデンスのセンサーですが、実は電池交換できないタイプです。マニュアルによると毎日一時間使用した場合で2,500時間は使えるとのこと。平均20km/hで走行した場合、電池がカタログ値の80%使えた場合の使用可能距離を計算してみます。
20km/h × (2,500h × 80%)
= 20km/h × 2,000h
= 40,000km
……10,000km/年走る人でも4年間は使えることになりますね。とりあえず電池は心配しなくても大丈夫みたいです。
コンピュータ本体と心拍計は電池交換可能で、スピードとケイデンスは電池交換不可という点からも、この製品が心拍計をメインに据えていることがわかります。実際の使用感も、それに近いものがあります。詳細については、もう少し機能を試してみてからご報告したいと思います。
とりあえず、第一印象は好感度高いです。
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