ゴールデンウィークもいよいよ最終日。日中は真夏のような陽気になりました。

でも、朝は濃い霧。サイクリングに行こうかな、でも視界が悪いし、アイウェアが結露してしまうし……と考えている間に、なんとなく出かける気分ではなくなってしまいました。
こういうときは、無理に出かけないのが吉。何かしら「出かけないほうがよい」と心に引っかかる部分があるのでしょう。例えば今日なら、急に暑くなったので、走っているうちに体調を崩してしまったかも。
というわけで、今日はロードスターの洗車とロードバイクの駆動系メンテナンスです。ロードスターの洗車は、いつもと同じ手順なので割愛。ロードバイクのメンテナンスの方を取り上げてみたいと思います。
最初の作業は、チェーンの清掃。ミッシングリンクで接続しているので、これを取り外して灯油で丸洗いしてみました。
上の写真はペール缶の中にチェーンを入れ灯油を注いだ状態。まだ灯油は透明ですね。このあと、缶を回すようにしてチェーンを洗います。すると、あっという間に灯油が真っ黒になります。油汚れが油に溶け出した状態です。砂なども一緒にチェーンから出てきます。
今日は途中で灯油を一回交換して、二回洗ってあげました。
ミッシングリンクは手でも外せるはずなのですが、私にはちょっと無理みたい。なので、こちらのグランジ クイックチェーンリムーバーを使いました。先端でミッシングリンクを挟み、あとは持ち手を握るだけの簡単作業です。
ただし、本来は手で外すべきパーツを工具の力で無理やり外していることになりますので、ミッシングリンクの再利用にはご注意。
チェーンを灯油で洗ったあと、余分な油分が乾燥するのを待つ間に、チェーンリング、カセットスプロケット、前後ディレイラーを掃除しておきます。前後ホイールを外して、フレームを上下逆にして置くと作業しやすいと思います。本気で掃除すると、いくらでも汚れが出てきそうなので、適当なところで満足しておきます。
掃除が終わったら、チェーンを元通りに通してミッシングリンクで再接続します。チェーンが正しく流れることを確認したら、お気に入りのオイルを注油して終了です。このとき、注油しすぎるとすぐに汚れてしまうので「過ぎたるは及ばざるが如し」の精神で作業しましょう。
以上で本日の作業は終了。
次回走行時にメンテナンスの成果を試すのが楽しみです。