2011年2月11日金曜日

やっぱりワイヤー調整

先日ステムを交換したときに「ワイヤーの調整が必要だけど気にしない」と書きましたが、やっぱり気になってきたので交換してしまいました。


この週末は雪や強風の予報で、ほとんど走るチャンスは無さそう。ならばということで、ワイヤーの長さ調整を行うことにしました。仮に失敗したとしても、ウィークデーの間にパーツを調達して、再作業すれば次の週末には影響しませんからね。


こちら↑は作業前の様子。シフトワイヤーが明らかに長すぎです。ブレーキワイヤーも長めになっています。これは、90mmのステムを前提にセッティングされていたところを80mmのステムに交換したこと、ハンドルバー交換時にワイヤーを長めに切ってしまったことが原因です。90mmのステムを使っていたときはあまり気にならなかったのですが、80mmのステムに交換したら目立つようになってしまいました。

当初はアウターワイヤーを再利用する方針で作業を計画していました。、ブレーキのインナーワイヤーを抜いたあとで、もう一度デュアルコントロールレバーを通そうとしたら通らない……状態になってしまったので、どうせだからと思ってアウターも交換することにしました。
アウター交換ということは、バーテープも交換です。バーテープを一度外すので、この機会にデュアルコントロールレバーの位置調整も実施。期せずして、ハンドルまわりの全調整を行うことになりました。

ワイヤー類の交換は特筆すべき点はありません。常識的に古いワイヤーを取り外し、慎重にアウターワイヤーの長さを決めて、インナーワイヤーを貼り直しただけです。
そうそう、インナーワイヤーは再利用しました。今回は全体的に短くする方向での調整だったので、インナーキャップを切断しても充分な長さがワイヤーに残っていました。インナーワイヤーを切るときは、切断面からほずれてこないように注意です。



こちら↑が完成状態。
バーテープの巻き始めは、エンゾ早川『ロードバイクバイブル改訂版』(枻出版社)で紹介されていた手順を参考にしました。バーテープを余らせてエンドキャップと一緒に折り込むのではなく、斜めにカットして両面テープで固定するのがポイントでしょうか。
ブラケット周辺は、短いバーテープを使用せずグルグル巻いています。うまくブラチラ(バーテープの間からブラケットやハンドルバーが見えること)せずに仕上がりました。が、もう一度同じように巻けと言われても、おそらく無理です。
エンドキャップは、本ではビニールテープで太さを調整すると書かれていましたが、今回は両面テープで余ったバーテープを巻きつけて、さらにその上にビニールテープを少し巻いてはめ込みました。バーテープのクッションがちょうどいいみたいです。

あらためて作業前後の写真を見比べてみると、ワイヤー類の無駄が無くなったので、ちょっとだけ精悍になったように感じます。オーナーの贔屓目でしょうか。ブレーキやシフト操作も多少軽くなっているはず……なのですが、私では実感できないでしょう。
それはともかく、じっくりと時間をかけて作業できたので、満足の出来です。好きなだけ時間をかけて作業できるのが、プライベーターのいいところですね。

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