2009年12月6日日曜日

霧の中のサイクリング

昨日は所用で運動できなかったので、今日はちょっと遠出することにしました。行き先は渡良瀬遊水池方面、行ければ渡良瀬川自転車道まで行ってみたいと思っていました。
ところが。


自宅を出て関宿城に近づくに連れて、どんどん霧が濃くなってきます。走る道が川沿い、関宿城自体が利根川と江戸川の分流点に存在しているのですから、まあ当然と言えば当然なのですが。走っていて、サングラスが結露する(曇るというレベルではない)ほどの霧には悩まされました。
上の写真は、関宿城に到着したころの、中の島公園に渡る橋の様子。霧で先が見えません。ですが、ちょっと休憩している間にどんどん陽が登り、霧はだいぶ晴れてきました。ということで、利根川サイクリングロード右岸→新利根川橋→左岸というルートで走行再開。

利根川橋下の道は、予想通り水没していたのでいつものように隣のダートを通過。ところが今日はこれで終りではありません。その先にも完全に水没している部分が二箇所。ここはもう仕方がないので、減速してなるべく水が跳ねないよう注意して通過しました。

さらに走って、渡良瀬川分流点を過ぎたころから、進行方向の雲行きが怪しくなってきます。上空に雲がかかっていて、さらに地表付近も妙に暗い感じ。「これはちょっと……まずいかな?」と思いながら進むと、案の定また霧が濃くなってきます。しかも、渡良瀬遊水池に近づくほど濃くなってくる感じです。


まあ行けるだけ行ってみるかと走り続けますが、霧で太陽が遮られて体感気温が下がり、さらにサングラスが結露して視界も悪化。路面状況もウェットだったり、泥が出ているところがあったりと、決して良くはありません。
このまま走り慣れていない渡良瀬川自転車道に行っても危険と判断して、その手前付近で引き返すことにしました。上の写真は、帰路で休憩したスポーツふれあいセンター付近の様子。実際にその場にいると、もっと霧が濃くて視界が遮られている印象です。

帰りは、三国橋を渡って新三国橋付近まで来たらだいぶ霧が晴れていました。渡良瀬川が利根川に合流するころには日差しも見えてきて、改めて太陽の偉大さを実感。暖かったんですよ、とても。



その後は往路をそのまま引き返す形で帰ってきました。路面コンディションの悪さと、霧による結露のため自転車はかなり汚れていました。先週に引き続き、ひっくり返して前後のタイヤを外してクリーニングです。
タイヤも異物や傷をチェック。やはり濡れた状態で荒れた路面を走ったので、大小さまざまな石やガラス片などが刺さっていました。一つ一つ千枚通しで取り除いてパンク予防。後輪はさらに摩耗が進んだかな? だいぶタイヤパターンが薄くなってきました。

タイヤといえば、今日は決して良いコンディションではなかったのですが、スペシャライズドALL CONDITION PRO IIタイヤ(日本語ページができていました)は安定したグリップを発揮してくれました。「全天候対応」という謳い文句は伊達ではありませんね。このタイヤに交換してからパンクもしてませんし、なかなか優秀なようです。
そういえば、路面温度が高い季節よりも走りが軽くなった気もしましたが、これは溝が減って接地面積が増えたり、空気抵抗が減った効果もあるのかもしれません。

最後になりましたが、本日の走行データ。3h28s47mで75.70km、平均21.7km/h、69rpmでした。天候が許せば、もう少し走れたかも。
これからは出発地だけでなく目的地の天気予報も確認するようにしましょう。

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