これはパンク防止、スローパンクの修復に効果があるとされている、一種のケミカルです。1mmくらいまでの穴なら修復してくれるとのこと。クリンチャータイヤならチューブの中、チューブレスタイヤならタイヤの中に入れて使用します。
現在使用しているHUTCHINSON Fusion 3 RoadTubeless(取り付け編、試走編)は、取り付けに非常に苦労しました。タイヤレバーやチューブは携行していますが、走行中にパンクしたとき野戦修理できるかどうか、いまいち自信がありません。そこで、このプロテクトエア マックスの出番というわけです。
ロードタイヤには、30ml/本が使用量。120ml入りのボトルを購入したので、4本分の量が入っていることになります。ボトルのラベルにも使用量の目安となる目盛りはあるのですが、自前の計量カップを使って軽量しました。
さて、使用方法です。バルブコアが分解できるバルブなら、そこから注入できるのですが、SHIMANO WH-6700のバルブは非分解式。そこで、タイヤの一部をリムから外し、そこに計量カップで測ったプロテクトエアを投入、再度タイヤをはめ込むことにしました。
一見難しそうな手順ですが、やってみれば意外と簡単です。ただし、プロテクトエアをタイヤに投入するときにこぼすことが予想されるので、床に相応の用意をしておいたほうがいいでしょう。
プロテクトエアを投入後、タイヤをはめ込むときに液体がこぼれてしまいそうですが、チューブレスタイヤとホイールのリムは、空気を逃がさないくらい密着しています。垂直を維持したまま注意深く回転させる分には、漏れることはなさそうです。
タイヤのはめ込み自体は、チューブレスタイヤなのでやはりきつめです。でも、初回ほどではありません。私はタイヤレバーだけでなんとかなりましたが、万全を期するなら石けん水を用意しておいたほうがいいかもしれません。
プロテクトエアを投入、タイヤをはめ込んだあとは、空気を入れなおします。タイヤがきちんとはまっていれば、プロテクトエアが噴き出すことはないはず。その後、ラベルで指示されているように少しホイールを回転させて、液体をタイヤ内部に行き渡らせます。
これにて作業は終了。空気圧をお好みの設定にあわせておきましょう。
今日は取り付けまでで、まだ試走していません。数十グラムの質量がリムの外側に追加されたので、理論的には回転に影響するはずですが、リム+タイヤの重量に比べれば誤差の範囲……かも。よほどシビアな使い方をしない限り、わからないくらいではないかと予想しています。
耐パンク性能、パンク修理性能については、実地で試さないで済むようにしたいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿