2010年8月1日日曜日

HUTCHINSON Fusion 3 RoadTubeless 取り付け編

千葉県野田市では、ここ数週間ほど暑い日々が続いていますが、このブログをご覧になっているみなさんのところではいかがでしょうか。
暑さに耐えて仕事をこなした週末は、今回も新規投入のアイテムがあります。


フランスはHUTCHINSON(ハッチンソン……ユッチンソン?)のロードチューブレスタイヤ、Fusion 3(フュージョン 3)です。

先代のブリヂストン EXTENZA RR-2は1,800kmほどしか走っていないので、まだまだ寿命には程遠い状態だったのですが、連日の暑さと仕事上のストレス、そして大英帝国の誇るWiggleでのお買得価格に負けて、ついつい注文してしまいました。
発注したのが月曜日の夜(JST)、その日のうちに発送処理が終わり、手元に届いたのが土曜日の日中(JST)。一週間もかからずに、海の向こうから荷物が届くとは。素晴らしき哉、文明社会。

さて、取り付けです。噂に違わず、難航しました。
事前に用意したのは、タイヤと一緒に注文したチューブレス用のタイヤレバーと、取り付け用石鹸水。ホイールとタイヤのビードに石鹸水をつけて、潤滑と気密を確保しつつ取り付けを行うことになります。

作業はフロントタイヤから始めました。ホイールとタイヤのロゴをあわせて位置決め、まず最初のビードをホイールにはめ込みます。反対側のビードも同様にはめ込むのですが、バルブの反対側から始めてバルブ付近のスポーク4本分くらいがどうしてもはまりません。
日本のチューブレスタイヤメーカー、IRCのサイトで紹介されている取扱方法を参考に、リム中央にビードを落とすことを意識して、何度か試行錯誤を繰り返します。……右手親指に血マメができるころ、ようやく取り付け完了。愛用のPISTAポンプで空気を入れて、漏れがないことを確認。エアコンの無い真夏の室内、汗で水をかぶったようになりながら、一時間程度かかりました。

いちど涼しいところで休むと続きができなくなるので、引き続きリヤタイヤの取り付けです。
フロントタイヤで経験を積んだ分、取り付けは順調に進みました。が、今度は空気を入れる段階で問題が発生。気密が充分ではなく、空気が抜けてしまいます。空気漏れしている箇所を特定し、石鹸水をつけて、さらにビードを揉んでリム中央に落とす作業を全周に渡って行ない、なんとか回復。

今回の取り付けで得た教訓は……
  • 力では解決できない。
  • 石鹸水は必ず用意、節約せずにどんどん使う。
  • 最初からリム中央にビードを落とすことを意識して作業する。
  • うまくいかなければ、石鹸水を塗ってビードを揉む。
  • それでもダメならやり直す。
  • 無理するとタイヤを傷つける恐れがある。
といところでしょうか。

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